障害者就労支援施設の南高愛隣会で暴行や性的虐待
長崎県は26日、雲仙市に 本部があり51事業所を展開する社会福祉法人「南高愛隣会」が運営している4つの障害者就労支援などの施設で、職員が利用者に馬乗りになって骨折させたり 性的虐待を行うなどの虐待行為があったとして、改善命令を行うとともに、今後3ヶ月から1年の間、新たな利用者の受け入れを停止する行政処分を行った。
長崎県によると、この法人が運営する雲仙市の入所更生施設で平成17年ごろから約2年間、興奮状態になった男性の利用者に対して職員が馬乗りになって押さえつけるなどの行為が行われ、利用者にあばら骨を折るけがを負わせていたことがわかった。
また、雲仙市にある別の自立訓練施設では、平成24年に複数回にわたり宿直の男性職員が障害がある女性利用者に対して性的虐待を行うなど、この法人が運営する計4つの施設で虐待が行われていたという。
また、雲仙市にある別の自立訓練施設では、平成24年に複数回にわたり宿直の男性職員が障害がある女性利用者に対して性的虐待を行うなど、この法人が運営する計4つの施設で虐待が行われていたという。
これらの虐待は、県に相談が寄せられたことを受けて実施した特別監査で判明したもので、県はこの法人に対して1ヶ月以内に改善報告を提出するよう命令するとともに、4つの施設では今後3ヶ月から1年の間、新たな利用者の受け入れを停止する行政処分を行った。
県から行政処分を受けた雲仙市の社会福祉法人「南高愛隣会」の田島光浩理事長は「福祉事業者としてあってはならない行為で、職業倫理の不徹底など多くの不備があった。大変申し訳ありません」と述べ謝罪するとともに、弁護士などを含む虐待防止委員会を設け、対策に取り組むことを明らかにした。
また、長崎県は、佐世保市の不動産会社が市内で運営する「訪問介護ステーション優雅」が介護保険法で定められた専従の責任者を配置していなかったなどとして、6ヶ月間、業務を停止する処分を行った。
なお、南高愛隣会は、2012年から最高検察庁、長崎地方検察庁、長崎県地域生活定着支援センターとの協働試行として、「助言・立会人」「障がい者審査委員会」を実施する「新長崎モデル」スタートさせている。
<疑問>
虐待や性的暴行が発覚して長崎県は把握しているにもかかわらず、長崎県は警察や最高検察庁になぜ、告訴しないのだろうか。虐待を受けた者の人権を無視するのだろうか。
虐待や性的暴行が発覚して長崎県は把握しているにもかかわらず、長崎県は警察や最高検察庁になぜ、告訴しないのだろうか。虐待を受けた者の人権を無視するのだろうか。
社会福祉法人 南高愛隣会 概要
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■ 法人の発足
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1977(昭和52)年10月28日 (法人設立37年目)
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■ 法人名
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社会福祉法人 南高愛隣会
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■ 法人所在地
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長崎県雲仙市瑞穂町古部甲1572番地
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■ 理事長
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田島光浩
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■ 役員
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理事12名 監事3名
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■ 評議員
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25名
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■ 利用者数(定員数合計)
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日中支援定員総数
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471名
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生活支援定員総数(ナイトケア等)
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581名
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計
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1,052名
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■ 事業所数
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51事業所
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■ 事業数
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71事業
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◎第二種社会福祉事業
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相談支援
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5事業
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障害者就業・生活支援センター
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2事業
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就労継続支援A型
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4事業
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就労継続支援B型
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7事業
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就労移行支援
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2事業
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自立訓練(生活訓練)
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5事業
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生活介護
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7事業
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放課後等デイサービス
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3事業
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児童発達支援
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1事業
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保育所等訪問支援
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1事業
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共同生活援助
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16事業
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宿泊型自立訓練
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2事業
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短期入所
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4事業
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居宅介護
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1事業
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重度訪問介護
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1事業
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同行援護
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1事業
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行動援護
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1事業
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移動支援
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1事業
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訪問介護
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1事業
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計65事業
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◇公益事業
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訪問看護
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1事業
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介護予防訪問看護
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1事業
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基金事業
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1事業
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更生保護施設
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1事業
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自立準備ホーム
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1事業
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計5事業
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○法人自主事業
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1事業
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■ グループホーム棟数
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156棟
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■ 職員数
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568名 (非常勤職員等を含む)
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[ 2015年2月27日 ]
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