アイコン スカイマーク負債額2500億円に 100%減資必至

スカイマークが1月に民事再生法の適用を申請した時点では、負債額は約711億円、総資産は741億円(2014年12月時点)だった。

民事再生手続き中のスカイマークに対し、欧州旅客機大手のエアバスや航空機リース会社などが東京地裁に届け出た債権(スカイマークにとっては負債)の総額が約2500億円となったことが明らかになった。
今後、裁判所の監督のもとで債権額が適当かどうかの調査が行われるが、スカイマークの負債が総資産を上回る債務超過となり、株式が100%減資となって価値がなくなることは確実とみられる。

民事再生手続きでは、18日が債権者からの債権の届け出期限となっていた。
エアバスは大型旅客機「A380」の購入契約解除に伴う最大7億ドル(約830億円)の違約金を、航空機リース会社は2月から運航を休止している中型機「A330」の契約解除に伴う損害などを届け出たとみられている。

提出された債権額を確定させるための一般調査期間は4月22日~5月8日。
結果を踏まえ、スカイマークは5月29日までに弁済計画などを盛り込んだ再生計画案を東京地方裁判所に提出する。

再生計画案は、債権者集会で可決される必要があり、大口債権者のエアバスやリース会社などの意向が影響を及ぼす可能性がある。
(しかし、政府ご用達の全日空がスカイマークに出資予定であり、エアバスやリース会社が全日空を無視して権限を振りまくことは少ないと見られるが・・・。わからん)

 

[ 2015年3月20日 ]
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