アイコン AFP 韓国・整形手術にご注意を  脳味噌の整形まではできません

中国では、韓国への整形ツアーが大人気となっている。しかし、先日も中国人女性が整形手術中に意識不明となり、いまだ意識が戻らないままになっているというニュースも流れていた。
韓 国の消費者院が、最近3年間に美容整形手術・施術を受けたことがある韓国内の消費者100人を調査した結果、手術の動機について72.5%は「見た目を改 善するため」、14.5%は「就職や昇進のため」、11.9%は「周りの人から勧められて」と答え。また、回答者の32.2%は手術の結果に不満を持って おり、17.0%は非対称、炎症、傷痕などの副作用を経験したと報告されているという。

韓国報道機関が、美容整形手術の種類を集計した結果、15の身体部位について134種類の手術があるという。「目元」の場合、手術は埋没法や切開法などにより二重まぶた、目元矯正、涙袋形成、目頭切開など7種類。「胸」については、シリコンバッグ挿入豊胸手術、脂肪注入豊胸手術、下垂乳房形成手術など16種類もあるという。
整形大国韓国が如何に整形技術を進化させているかが伺えるが、一方で、借りた医師免許で開業しているヤブ整形クリニックも大盛況、整形で亡くなったり後遺症に悩む女性たちも多い。

AFP通信は、こうした問題に対して次のとおり取材を行っている。
中国人の会社員、チェン・イリさんは韓国の病院で受けた鼻の整形手術に数千ドルを支払った。テレビで見る女優のような華やかな外見を夢見ていたが、手術で容姿はかえって損なわれてしまったという。
活況に沸く韓国の「医療観光」(メディカル・ツーリズム)産業における粗雑な施術や規制の欠如を訴える中国人女性が最近、増えている。
チェンさんは「韓国人女性のような鼻にしてくれると言われた。新しい鼻と唇、あごを作ってくれるって。だけど、術後の鼻を見た友人たち全員に、曲がっていて醜いと驚かれた」と嘆く。

 韓国政府は2月、一大産業である美容整形がけん引する「医療観光」の振興を維持するため、違法な仲介業者や無認可のクリニックを取り締まる方針を発表した。

 アジアの文化発信大国である韓国のドラマやポップス音楽のビデオは、中国で絶大な人気を誇る。それらには美容整形を受けたスターたちがよく出演している。

中国の美容整形産業も数百億ドル規模と大きいが、安全性への懸念から、経済的に余裕のある人たちが外国で施術を受けるケースが増えている。

 公式統計によれば、2013年の韓国の「医療観光」産業は3億6000万ドル(約430億円)に届く規模だった。非公式を入れれば数倍に達する。

韓国の保健福祉部によると、医療観光客数の国別ランキングでは中国がトップで、前年比70%の2万5400人増えている。
また中国人観光客が美容整形手術に支払う金額は概して、韓国国内の患者の2倍を超えると中国紙・南方週末(Southern Weekly)は報じている。中国人の韓国での整形客数は4年前の7倍と報告されている。

韓国の美容整形外科の多くが、中国語版のウェブサイトを持ち、観光と組み合わせた手術プランや、手術日を中国の祝日に合わせたプランを提案している。

 中国からの患者が支払う額の3分の1は、クリニックに代わって連絡係を務める仲介業者に渡る。
チェンさんの場合、最初の問い合わせをした後、仲介業者からひっきりなしに連絡があり、巧みに言いくるめられて手術を受けることになったという。

■感染症から精神的打撃、自殺未遂も
 チェンさんが10年にソウル(Seoul)のクリニック「ビューティー・ライン(Beauty Line)」で整形手術に費やした額は、2万6000ドル(約310万円)以上。鼻を高くするため、胸部の軟骨を鼻に移植する手術などを受けた。
だが、中国に戻ってから、チェンさんは鼻の感染症に苦しめられるようになった。精神的にも問題を抱え、毎日12錠の抗うつ薬を服用しているという。

 AFPの取材に応じた韓国の健康福祉部の幹部は「違法仲介業者や高額の医療費、医療ミスなどをめぐり、外国人患者から苦情が寄せられている」と明かした。

また韓国の形成外科医らの協会によると「一部のクリニックは、外国人患者の治療が許可される国家資格を持たずに、中国人患者を扱っている」という。

 ウィニー・ワンさん(45)は、13年に受けた整形手術で両目の大きさが不揃いになり「精神的に打ちのめされ、泣いて、自殺未遂までした」。

デザイナーのユー・リジンさんは、ソウルのクリニック「フェイスライン(Faceline)」で、あごの骨を削るなどして二重あごを解消する手術を受けたが、術後に見ても分かるほどかみ合わせが悪くなり、食べることもままならず、常にマスクで口元を隠しているという。

しかし「フェイスライン」側は、ユーさんは中国で2度、整形手術に失敗しており、そのために生じた口のゆがみを直すために来院したのだと反論している。

同クリニックは声明で「手術のリスクが非常に高かったので、ユーさんを何度も帰したが、数週間にわたる懇願を受けて、やむなく治療に応じた」と説明。また、ユーさんは術後の管理についての指示にも従わなかったと非難している。
以上、

親までが娘に整形を進め、それまでの素顔を全部消し去り、K-POPPOや韓流女優顔に大変身させる異常国家ともいえる韓国である。
中国では、どうも韓流=整形の考え方に至っているようだ。

[ 2015年3月 3日 ]
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