アイコン 富士山噴火と浜岡原発と南海トラフ巨大地震の相関

静岡県の人たちは、頭の中がバラバラで、都合の良いように動かしているようだ。

<富士山噴火>
富士山の噴火に備えて周辺の3県が広域避難の計画を話し合う協議会が3月16日沼津市で開催された。
噴火の兆候があった場合、原則として県内に避難するものの、噴火の規模などによっては3県で避難者を受け入れることを検討するとした計画案をまとめた。

<原発再稼動>
一方、浜岡原発は、2月にも再稼動申請する予定であったが4月に繰り延べされた。皆さんの電気代に転嫁される巨額資金を投入した津波対策工事、フクシマ原発大爆発直後から行っており、申請すれば、原子力規制緩和委員会の田中委員長により、近いうちに承認されるのは確実視される。
 
<南海トラフ巨大地震と津波>
相模湾の「相模トラフ」の巨大地震が発生した場合、最大18メートルの津波が想定される熱海市の離島である初島で住民説明会が3月16日開催され、現在の防波堤をかさ上げする案などが示された。
  
東日本大震災並みの相模トラフの延長戦上にある南海トラフで巨大地震が発生した場合、沿岸部の工場地帯や都市部は地震と津波で壊滅的な打撃を受けると想定されている。

被害想定は、33万人の犠牲者、工業出荷額が日本全体の3分の2に達する「太平洋ベルト地帯」に被害が及び、寸断され、220兆3000億円の損害が生じるとされる。また、その被害額は日本のGDP(国内総生産)の40%超に達し、東日本大震災の10倍以上が想定されている。
だが、日本の財政はパンク状態、巨額な災害復旧資金が賄えるか、すでに疑問視されている。そうなれば、復興どころか日本の経済・財政までチン没することになる。浜岡原発がどうなろうと対処できない可能性も出てくる。

こうして見ると規制緩和委員会が承認する静岡県の原発は上(北)から下(南)から大変なことのようだ。(富士山噴火でも静岡県御前崎にある原発は直接的な影響は受けない。ただし風向きしだいではヤバくなる可能性もある)

すべて想定外で済ませるお国柄、総括せず、責任もとらないお国柄、言葉遊びに終始する為政者たち、想定外がないようにだけ八百万の神様にお祈りしましょう。
 

[ 2015年3月17日 ]
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