アイコン 大崎市のNPO法人「笑が家」理事長 生徒に対し暴力繰り返しか

宮城県と大崎市は17日、大崎市で知的障害児のデイサービス施設を運営するNPO法人「笑が家」の男性理事長が、施設利用者の一部に暴力行為を繰り返していた疑いがあるとして、施設を立ち入り調査した。
暴力や暴言については、施設スタッフが16日、具体例を挙げた報告書を市に提出。県と市は調査で理事長、スタッフの双方から事情を聴いたとみられる。
報告書では、理事長は、昨年夏以降、自閉症の児童の頭を手でたたいたり、知的障害児の両腕をつかんでふすまなどを力任せにたたかせるなどの行為を繰り返してきた。

施設外活動では、児童がごみ箱からペットボトルを取り出して口にくわえるのを制止せずに見ていたという。
 ほかに理事長は、(落ち着きをなくした)児童の両足首をつかんで逆さに持ち上げたり引きずったりもした。昨年8月には自閉症児が理事長に首を押さえ付けられて叫び声を上げ、別の自閉症児がパニックに陥り、なだめようとした人の顔を殴ったという。

理事長は「暴力を振るった覚えはない。首を押さえたりしたケースについては事情を県や市に説明する。足を持って引きずったのは『戦いごっこ』だった」と話したという。
大崎市社会福祉課は「報告書の記述の事実関係を調べている」と説明した。

「笑が家」は2013年7月設立したばかり。現在は幼稚園から小学6年までの男女9人が利用登録し、1日平均5、6人が放課後などにデイサービスに通っている。

同NPO法人の法人内容が掲載されているHP
http://fields.canpan.info/organization/detail/1546645985

[ 2015年3月19日 ]
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