アイコン 景気悪化懸念19%⇒30.3%に増加/良は22%⇒10.4%に減少

日銀と政権主導の年金基金が寄って集って官製相場を形成している株 価、株価ばかりは15年ぶりの高値に至っている。投資家の景気はすこぶる良好であるが、庶民の懐は、一部上場企業と公務員を除き、低迷、消費税増税前に必 要なもの買ってしまい、消費者心理は冷え込んだままのようである。

内閣府が21日発表した「社会意識に関する世論調査」によると、
「悪い方向に向かっている分野」(複数回答)として「景気」を挙げた人は、前年の19.0%から30.3%に大きく増加した。

昨年4月には消費税率が8%に引き上げられており、内閣府政府広報室は「増税で個人消費が落ち込んだことなどが影響したのではないか」と分析している。

昨年4月には消費税率が8%に引き上げられており、内閣府政府広報室は「増税で個人消費が落ち込んだことなどが影響したのではないか」と分析している。

<良い方向>昨年22.0%⇒今回10.4%
「良い方向に向かっている分野」(同)でも「景気」は、前年の22.0%から10.4%に半減した。

<悪い方向>昨年19.0%⇒前回30.3%
「悪い方向」では、最も高かった「国の財政」(39.0%)をはじめ、「物価」(31.3%)「地域格差」(29.6%)など、経済分野の項目が軒並み前年より増加した。

<外交は少し改善>
 一方、「悪い方向」で「外交」を挙げた人は、前年の38.4%から25.2%にまで減少し、大きく改善した。
「良い方向」でも「外交」は7.1%から9.6%に上昇した。
懸案だった日中首脳会談が昨年11月に実現し、日中関係が最悪期を脱したことなどから、内閣府は「東アジア情勢の緊張が少し和らいだことが背景にある」との見方を示している。
 
当調査は1月15日から2月1日にかけ、全国の成人男女1万人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は60.1%だった。
 

[ 2015年3月23日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
「医療法人社団菫会」前田章理事長と黒い巨頭(06/08 11:36) 2015:06:08:11:36:29
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめの「建設・建築求人ナビ」 が便利です。


PICK UP

↑トップへ