アイコン 東大、米ウィスコンシン大など/安全性向上が向上したエボラの新ワクチン開発

エボラ出血熱に有効な新たなワクチンの開発に、東京大医科学研究所や米ウィスコンシン大などの研究チームが成功したと発表された。

米国内で実施したサルを使った実験で有効性が確認。

論文は26日に米科学誌サイエンス電子版に掲載され、現在臨床試験が進められているワクチンよりも安全性が高いという。

東大医科研の河岡義裕教授らの研究チームは、エボラウイルスが増殖するのに必要なたんぱく質を欠損させた変異ウイルスを作成したことにより、エボラウイルスが持つほぼ全てのたんぱく質を含んだ、従来のワクチンより高い効果が期待できるワクチンとなり、さらに特殊な人工細胞を使わないと増殖できないため、安全性も高い。

さらに研究チームは、人への接種を想定し、ワクチンから毒性を取り除く「不活化」の手法を検討しおり、過酸化水素水で不活化したワクチンをサルに接種後にエボラウイルスに感染させる実験を行ったところ、すべてのサルが生き残り、エボラ出血熱の症状も示さなかったという研究結果がでた。

エボラ解決に向け希望の光がさしてきた。

[ 2015年3月27日 ]
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