同社の売上高は、分譲マンションの販売により業績が大きく左右されるが、今期1Qによると、共同事業を含め３案件を開発中で２案件が今期中の引渡しになるという。また、テラスハウス開発用地も２ヶ所確保したとしている。

澤田会長もまだハウステンボスやラグーナで忙しく、畑違いの不動産などには力が入らぬようであるが、いずれ、本格的に梃入れしてくると思われ、その時には業績が化けることになる。今期の１株益予想は19.77円となっている。

韓国がそうであるように、中国観光客が増加後、中国人たちは不動産投資に走る傾向があり、既に超円安下で台湾などからの買い付けも多くなってきている。新築分譲マンションのほか、同社は収益用のリノベーション案件も取り扱っており、こうしたインバウント効果も期待される。

同社の株価は、１月に１４０円台から２７０円台まで駆け上り、その後調整され、１８０円前後で推移しているものの、澤田グループとして希少価値が高い１００円台であり、再度値上がりするのも近いと思われる。

また最近、１００円台株が循環して暴騰しており、その流れに乗る可能性もある。