福井地裁/規制緩和委員会の新基準を合理性に欠くと指摘
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の安全対策は不十分として、周辺の住民らが再 稼働差し止めを申し立てた仮処分で、福井地裁(樋口英明裁判長)は14日、再稼働を認めない決定をした。裁判長は、原子力規制緩和委員会による新規制基準 の適合性審査は「合理性を欠く」と指摘した。
これに対して、関西電力は不服申し立てする。
地裁裁判官の良心の抵抗だろうが、裁判は上に行くほど、世渡りの上手な人が裁判官でいることから、地裁の今回の仮処分決定は覆されることになる。しかし、フクシマ原発問題が取材力の足を自らもいだ報道の自由度世界ランク第61位の日本のマスコミにより既に風化されられている今、改めて考えてみる必要もあろう。
政権にとっては、今回の地裁の仮処分判決に呆れ返っていることだろう。クソ田舎に左遷でもさせるのだろうか。
[ 2015年4月14日 ]
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