情報技術開発/3月決算 増収増益 今期も伸張予想
同社は当期決算について次のとおり説明している。
1、ソフトウェア開発事業は、年間を通じて受注が堅調に推移しており、売上高は119億44百万円(前期比2.6%増)。利益も増収及び生産性の向上に伴う売上総利益率の改善により、営業利益は2億77百万円(前期比16.9%増)となった。
2、情報処理サービス事業は、新規案件の獲得等により受注が拡大し、また前期に引き続きデータセンターサービスの稼動も順調に推移した結果、売上高は68億81百万円(前期比11.7%増)、営業利益は9億11百万円(前期比23.3%増)となった。
3、エンベデッド・ユビキタス/半導体関連事業は、半導体関連事業における受注は安定していたものの、組み込みソフトウェア事業における受注が減少し、売上高は27億94百万円(前期比▲0.4%減)となった。しかし、生産性の向上に伴う売上総利益率の改善により、営業利益は1億10百万円(前期比21.4%増)となった。
以上、
同社は独立系ソフト開発会社であるが、同社の業績向上は、国内の中堅企業以上の業績が堅調に経過している証にもなる。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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1株利益
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13年3月期
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18,315
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758
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832
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412
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49.63
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14年3月期
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20,607
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1,068
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1,142
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545
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65.59
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15年3月期
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21,620
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1,300
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1,433
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671
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80.65
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15期/14期比
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4.9%
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21.7%
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25.5%
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23.1%
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16年3月期予想
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23,000
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1,350
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1,450
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770
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92.47
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16期予/15期比
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6.4%
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3.8%
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1.2%
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14.8%
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[ 2015年4月28日 ]
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