アイコン 韓国 20世紀FOXとフランスからそれぞれ大規模テーマパーク進出

フランスと米国の20世紀FOXが、釜山と慶尚南道(釜山市の西側に隣 接)に、それぞれ観光施設を造成する。釜山ではフランスのピエール&バカンス・センターパークスが、観光リゾートを、慶尚南道では20世紀フォックス・コ ンシューマープロダクツがテーマパークを建設する。

釜山市は20日、徐秉洙釜山市長とクァク・ドンウォン釜山都市公社社長、ピエール&バカンス・センターパークスのジェラルド・ブレモン会長が先ごろ、フランスで四季型観光リゾートの建設に向けた投資了解覚書(MOU)を締結したと発表した。

東釜山観光団地(釜山市機張郡)の約36万平方メートルの敷地に欧州型の観光リゾートを造成するもので、自然環境を最大限生かし、家族連れをターゲットにする。地熱と太陽熱を利用したエネルギー循環システムを備えるという。

これに先立ち、慶尚南道は昨年7月、20世紀フォックス・コンシューマープロダクツと、昌原市鎮海区にある経済自由区域内の約250万平方メートルの敷地にフォックスブランドのテーマパークをはじめ、カジノ、プレミアムアウトレット、ホテルなどを造成する協定書を締結している。現在、事業を進めている。テーマパークは大手映画会社の20世紀フォックスの映画『タイタニック』『エイリアン』『猿の惑星』『アイス・エイジ』などを素材にした体験型エンターテインメント施設となる予定。
以上、

20世紀FOXの狙いはカジノか?テーマパークか?
韓国では2010年1月、世界最大規模のUSJがソウル近郊に進出と大々的に報じられていたが、一向に進まず、昨年7月遂に計画が白紙になった。原因は提携する地元企業のポスコ建設などが土地買収で、ドウタラコウタラで進まなかったことによる金銭問題だった。

フランス型リゾート進出の東釜山観光団地は360万㎡あり、ランドマークとなるホテルやプレミアムアウトレット・野外劇場など整備されつつある。東釜山観光団地としてはドバイのパーム・アイランド型を期待しているようだ。
ただ、韓国の場合、温暖な済州島に観光リゾートが集中しており、アクセスもよく、中国企業が大挙して開発にも当たっている。釜山の富裕層は海外に行くと思われることから、新興の東釜山観光団地に富裕層の観光客が定着するか疑わしい。韓国ゆえに意外とフランスというだけで飛びつくかもしれないが・・・。(釜山広域市の人口は340万人、慶尚南道の人口は310万人)
完成時には経済も回復して旨くいくことだろう。
 

[ 2015年5月21日 ]
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