アイコン フジ住宅/3月決算 減収減益

同社の事業構成は、分譲住宅48、住宅流通31、土地有効活用8、賃貸及び管理11、注文住宅1。
同 社は当期の不動産業界について、史上最低水準の住宅ローン金利や住宅取得支援税制などのプラス要素はあったが、消費税増税前の駆け込み需要による反動減が 長引いており、加えて地価の上昇や建築コストの高騰により、都心部の分譲マンション販売に好調な気配はあるものの分譲マンション・戸建住宅とも全般的に住 宅需要は低迷した。

当社グループ(当社及び連結子会社)の当連結会計年度の業績は、富裕層向けの一棟売賃貸アパートの受注が好調な 結果となり、受注契約高が前連結会計年度に比べ4.8%増加した。損益は、消費税増税前の駆け込み需要の反動減の影響により、売上高は795億94百万円 (前期比▲7.8%減)となり、前連結会計年度を下回った。
また、主として自由設計住宅・分譲マンションの引渡しが減少したことから、営業利益・経常利益・当期純利益とも前連結会計年度を下回る結果となった。

分譲住宅セグメントにおいては、当連結会計年度の自由設計住宅の受注契約戸数は620戸(前期は528戸)となり、前連結会計年度より増加した。しかしながら、分譲マンションは建築コスト高騰の影響を受け、前連結会計年度後半より供給戸数を抑制しており、受注契約戸数は264戸(前期は465戸)に留まった。

当セグメントの業績は、主として、当連結会計年度の自由設計住宅の引渡しが554戸(前期は706戸)、分譲マンションの引渡しが361戸(前期は534戸)に留まったことにより売上高は300億24百万円(前期比27.6%減)、営業利益は24億42百万円(前期比▲44.1%減)となり大幅に減少した。

住宅流通セグメントは、中古住宅の受注契約戸数が前期に比べ19戸増加したことにより、当セグメントの受注契約高は335百万円増加し266億95百万円(前期比1.3%増)となった。中古住宅の引渡戸数が32戸の減少となり、新築建売住宅の引渡戸数が68戸の減少となったため、売上高は254億23百万円(前期比▲6.3%減)となり、営業利益は、利益率の高い新築建売住宅の減少の影響により6億77百万円(前期比38.0%減)となったとしている。
ほか省略

連結/百万円
売上高  
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期
71,594
4,928
4,903
2,767
13年3月期
66,047
3,809
3,761
2,268
14年3月期
86,363
5,806
5,660
3,261
15年3月期
79,594
4,361
4,322
2,758
15期/14期比
-7.8%
-24.9%
-23.6%
-15.4%
16年3月期予想
88,000
4,800
4,600
3,000
16期予/15期比
10.6%
10.1%
6.4%
8.8%
[ 2015年5月 1日 ]
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