なんと「アップルウオッチ」の製造原価は24%!/IHS 部品に欠陥発覚も
調査会社IHSは30日、米アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」について、小売価格に対する製造コストの比率がアップルの携帯電話と比べて最も低いとの調査結果を明らかにした。同社はアップルウオッチを分解して調査した。
スポーツモデルの製造コストは、希望小売価格の約24%で、同社の他製品の29─38%を下回るとしている。
スポーツモデル(38mm)の価格は349ドル。部品コストは81.20で、組立費用(2.50ドル)を加算すると製造コストは83.70ドルになるという。
<早速問題発生>中国製部品に問題
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は29日、米アップルが腕時計型端末「アップルウオッチ」の主要部品に不具合を発見したと報じた。
同紙によると、この部品は「タプティックエンジン」と呼ばれる振動装置で、ユーザーの触覚に働きかける機能を持つ。不具合の発生により、製品の供給が制限されるとみられる。
同社は今月の注文受付開始以降アップルウオッチの販売数について明らかにしていないが、クック最高経営責任者(CEO)は27日、需要が供給を引き続き上回っていると述べた。
WSJによると、中国のAACテクノロジーズが、供給するタプティックエンジンに時間がたつと不具合が出るものがあり、アップルは同部品のもう1社のサプライヤーである日本電産からほぼすべてを調達しているが、部品の増産には時間がかかる可能性があるという。
以上、納品がさらに時間がかかるということ。
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