アイコン 江東区長 豊洲新市場「千客万来」白紙化でカンカン

 東京都が来年11月に江東区に開場する豊洲新市場で、併設予定の商業・観光施設「千客万来」の整備計画が白紙になった問題を受け、同区の山崎孝明区長は30日の定例会見で、遺憾の意とともに、同時開設に努力するよう都に申し入れたことを明らかにした。
 江東区は豊洲新市場に一般客を受け入れる千客万来施設の開設を当初より希望しての事業計画となっていた。

 申し入れ書は「千客万来施設は、豊洲新市場がその機能を果たすための必須の施設」と言及。計画が白紙になったことに対して「都民、区民に対する背信行為であり、都区の信頼関係を損なう」と指摘し、対応策の報告を求めている。

 山崎区長は「市場機能だけでは地域にメリットがなく、賑わい施設を併設すべきだと言い続けてきた。
この間の都の対応が悪かったのだろう。同時オープンを目指し、今から猛烈なスピードで努力してほしい」と語った。
以上、

ニタニタ舛添では限界だろう。
5街区の千客万来施設を事業予定だった大和ハウスは、施設への進入道路問題(片側2車線)で一部の市場関係者から共用利用を拒否され、集客に不安が募ることからキャンセルした。
都が調整すべき問題だったが、ニタニタ君はまったく表にも出て来ない。都知事殿は20東京五輪向けの舛添迎賓館建設に躍起になっており、豊洲新市場のゴタゴタには関わらず、今や外交官もどき。こうしたことを嫌気して大和ハウスは進出計画を断念した。

6街区の千客万来施設に進出予定であったのは、築地魚市場に本店を構え寿司店「すしざんまい」などを51店舗展開する喜代村だった。しかし、喜与村が温浴施設を計画しているにもかかわらず、都は期限が来た大江戸温泉の契約を更新、同温浴施設が近くにあることから、喜代村側に温浴施設の集客に不安が走り、また、大和ハウスが進出を断念したことから、不安のまま進出することはできないと、これまた進出を断念した。

「千客万来」の施設は敷地を都から借り、建築は事業者が行うことから、投資額も膨大となり、不確かな読みで進出できるものではない。
 温浴施設にしても、都が関係者間で打ち合わせをしていれば、大江戸の更新はなかったものと思われるが、チグハグな対応となっている。
 
 元々、石原都知事(当時)が強引に進めた築地市場移転、最初から土壌汚染問題が発覚、都が購入した東京ガスに土壌の改良費用を全額求める案件であるがウヤムヤ、工期も大幅に遅れ、次に生じた問題が千客万来施設問題。一度あることは2度あるといわれるとおり、またまた、問題が生じている。当然、このような状態、3度も4度も問題が今後も発生しよう。ゼネコンはくれぐれも工事での事故がないよう祈ろう。

豊洲新市場建築工事のゼネコン記事
/2014/02/post-20476.html

大江戸温泉:
東京都江東区青海二丁目6番3号
臨海副都心青海E地区暫定利用対象地(テレコムセンター西隣)

大江戸温泉

 

[ 2015年5月 1日 ]
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