フナオカ・キャンバスの日本画材工業(株)/自己破産へ
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大正時代創業の日本画材工業(株)(福島県岩瀬郡鏡石町諏訪町400-10、代表:船岡廣正)は4月30日事業停止、事後処理を笠原健司弁護士(電話03-5244-5477)に一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約2億5千万円。
キャンバスを使用する学生さんたちそのものが少子化で減少、絵を描く人もめっきり減った。高度成長期でも絵を描く人は多かったが、今の世はハゲタカ経済の導入により、その当時より世知辛い世の中に変貌し、余裕もハートもなくなった。
しかも、今やキャンバスも海外から安物が入り、また、長い間不況も続き、本格的に絵を描く人も少なくなり、同社の売上高は漸減していた。
高品質のキャンバスを提供していただけに残念。
破産より民事再生申請し、誰かに引き継がせることはできないのだろうか。
[ 2015年5月 1日 ]
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