アイコン 中国の消費・サービスのPMI52.9と4ヶ月ぶり上昇

HSBC/マークイットが6日発表した4月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は、52.9と3月の52.3から上昇して4ヶ月ぶりの年初来の高水準となった。
株式市場の上昇が消費者信頼感の高まりや消費支出の拡大につながったと見られる。
PMIは50を上回ると景況の改善、下回ると景況の悪化を示す。
ただ、一部の企業が販売を押し上げるために値下げを余儀なくされたことから、最終価格指数は49.2と昨年1月以来15ヶ月ぶりの低水準を記録した。利益率が圧迫されていることが示された。

また、雇用指数は、小幅に上昇したものの、工場でのレイオフを背景に中国の雇用市場は4月に縮小した可能性があるとして過度に楽観しないよう警鐘を鳴らしている。

<製造業PMI>既報
HSBC/マークイットは5月4日、4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.9で、3月の49.6から低下し、1年ぶりの低水準となった。速報値の49.2からも下方修正された。
製造業PMIを構成している新規受注指数は48.7に低下。一方、新規輸出受注については、弱いながらも回復の兆しが見られた。
投入価格と産出価格は9ヶ月連続で低下し、雇用も縮小が続いたと発表していた。

[ 2015年5月 7日 ]
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