アイコン 任天堂/3月決算 黒字浮上 ソフト販売好調 米テーマパークへ進出

同社は当期について、

マリオ<ニンテンドー3DS>
ニ ンテンドー3DSは、ハードウェアの新しいラインアップとして発売したNewニンテンドー3DS及びNewニンテンドー3DS LLが順調な販売となったものの、これらの発売前に従来型のニンテンドー3DSの販売が想定通りに進まなかったこともあり、ハードウェアの販売数量は 873万台となった。
ソフトウェアは、『ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア』が994万本、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo3DS』が675万本の大ヒットを記録したほか、『トモダチコレクション新生活』、『マリオカート7』、『ゼルダの伝説ムジュラの仮面 3D』なども順調に売上を伸ばし、それぞれ200万本以上を販売した。さらにサードパーティーのヒットソフトが複数生まれたこともあり、ソフトウェアの販 売数量は6,274万本となった。

<Wii U>
Wii Uでは、『マリオカート8』と『大乱闘スマッシュブラザーズfor Wii U』がそれぞれ511万本、365万本を販売する大ヒットとなったことなどにより、特に海外において順調に推移し、全世界での販売数量はハードウェアが338万台、ソフトウェアが2,440万本となった。

結果、売上高は5,497億円(うち、海外売上高4,147億円、海外売上高比率75.4%)、営業利益は247億円となった。また、ドルの為替相場が前期末に比べ円安となり為替差益が340億円発生したことなどにより、経常利益は705億円、当期純利益は418億円となったとしている。

<今期について>
今期については、ニンテンドー3DSでは、Newニンテンドー3DS及びNewニンテンドー3DS LL専用ソフトである『ゼノブレイド』を発売し、『リズム天国ザ・ベスト+』、『ファイアーエムブレムif 白夜王国・暗夜王国』などの自社ソフトや、さらにはサードパーティーからも複数の有力ソフトの発売を予定している。

Wii Uでは、『Splatoon(スプラトゥーン)』や『ヨッシーウールワールド』のほか、『スーパーマリオブラザーズ』の発売30周年となる今年には、2Dマリオシリーズの新たな提案として『Mario Maker(仮称)』などを順次発売していく。
また、今年はスマートフォン用ゲームや、睡眠や疲れの状態を測る「健康事業」という新たな事業を始める。

<ユニバーサルのテーマパーク進出>
任天堂は7日、米国でテーマパークを運営する米ユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツ(UPR)と、任天堂のキャラクターを使ったアトラクションを共同開発する、と発表した。大ヒットした「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼルダの伝説」などのゲームの世界を再現するようなアトラクションになりそうだ。
もしかすると沖縄に建設予定のUFJ施設に飛んだり跳ねたりする「スーパーマリオブラザーズ」のアトラクション施設が誕生するかもしれない。
(少々赤字を出してもまだ自己資本率が86.3%の1兆1千億円もある超優良企業)

連結/百万円
売上高  
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期
647,652
-37,320
-60,863
-43,204
13年3月期
635,422
-36,410
10,482
7,099
14年3月期
571,726
-46,425
6,086
-23,222
15年3月期
549,780
24,770
70,530
41,843
15期/14期比
-3.8%
 
1058.9%
 
16年3月期予想
570,000
50,000
55,000
35,000
16期予/15期比
3.7%
101.9%
-22.0%
-16.4%
2015年3月期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
1,352,944
1,167,556
1,167,445
86.3%
 
[ 2015年5月 8日 ]
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