アイコン ナック/3月決算 減収減益 レオハウス大幅減収減益

 

1、住宅事業は、住宅業界は、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減の影響が大きく、低調に推移した。

こ のような状況下、㈱レオハウスでは、大都市圏や狭小地向けの販売商品を開発して商圏拡大を図り、また太陽光発電システム搭載をはじめ付加価値の高い商品を 提案することにより販売単価増加に寄与した。しかし、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減の影響が大きく、前期比で売上高が減少した。損益面では、売上高 の減少により、営業利益は前期比で減少した。
受注は、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減および住宅ローン金利の低位安定予測や平成27年10月 に予定されていた消費税増税延期決定を背景に受注が低調に推移し、当連結会計年度での受注数、受注残ともに前期比で減少し、受注数1,905棟(前期 2,809棟)、受注残902棟(前期1,233棟)と大幅に減少した。

2013年7月買収したジェイウッドは、売上高と受注数が増加し、受注残は110棟と順調に伸びている。損益面では、八戸に新型モデルハウスを開設し積極的に販売促進活動を行ったことから営業利益は減少した。

2、宅配水のクリクラ事業は、昨夏の天候不順と不況で伸びず、経費は新店舗進出や人件費増で営業利益を大きく落とした。

3、通販事業は、元々福岡で創業した化粧通販のJIMOSを2013年7月買収したが、まだ苦戦しているようだ。売上高は98億25百万円(前期比32.4%増)、営業損失は▲2億22百万円(前期営業損失▲1億99百万円)だった。
以上、ほか略

同社の原価率は、前期は61.75%、当期は60.15%と1.6ポイント減少している。しかし、店舗新設費用などにより販売管理費用率は33.14%から38.07%と4.93ポイント増加している。売上高が減少していることから仕方ない面もあるが、前期比21億56百万円も増加しており、販売効率が悪化しているともいえる。
レオハウスは、営業方法をタマホームと同じにしたままでは、タマホームをいくら経っても越えられないだろう。

 
売上高
営業利益
 
/百万円
前期比
/百万円
前期比
クリクラ事業
13,033
-2.6%
143
-61.9%
レンタル事業
12,485
2.8%
1,505
-13.4%
建築コンサル
6,014
6.9%
900
-7.8%
住宅事業
44,134
-16.8%
388
-87.1%
通販事業
9,825
32.4%
-222
 
調整
-49
 
-1,199
 
合計
85,443
-6.8%
1,517
-67.5%
 
連結/百万円
売上高  
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期
64,307
3,474
3,454
1,700
13年3月期
72,621
4,444
4,456
2,467
14年3月期
91,630
4,672
4,709
2,794
15年3月期
85,443
1,517
1,481
519
15期/14期比
-6.8%
-67.5%
-68.5%
-81.4%
16年3月期予想
89,500
1,600
1,600
700
16期予/15期比
4.7%
5.5%
8.0%
34.9%
 
[ 2015年5月 9日 ]
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