アイコン 元セントレックスの旧(株)NowLoadingの(株)太陽商会/破産開始決定 告発される

セールスプロモーションの旧 (株)NowLoadingの(株)太陽商会(東京都渋谷区神宮前6-35-3、代表:中川哲也)と関連の(株)NL不動産(同、同)は5月7日、東京地 方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、志甫治宣弁護士(電話03-3356-5251)が選任されている。
負債額は太陽商会が約6億5千万円、NL不動産が約4億円。
同 社は、上場したとたんサブプライムローン問題やリーマンショックが生じ、急激に景気が冷え込み、受注不振、経営不振に陥った。そうしたなか同社は上場廃止 を回避するため、不適切な取引の計処理を行ったもののバレてしまい、金融商品取引法違反(偽計)の容疑で、証券取引等監視委員会から強制調査を受け 2014年6月上場廃止になっていた。

<証券取引等監視委員会k告発の発表文>(平成27年2月2日)
証券取引等監視委員会は(平成27年)2月2日、金融商品取引法違反(虚偽有価証券報告書提出)の嫌疑で、嫌疑法人及び2名の嫌疑者を東京地方検察庁に告発した。
告発の対象となった犯則事実については下記のとおり。

<告発の対象となった犯則事実>
犯則嫌疑法人株式会社太陽商会(平成26年4月1日、株式会社NowLoadingから商号を変更)は、その発行する株券を株式会社名古屋証券取引所が開設するセントレックス市場に上場していたものであるが、犯則嫌疑法人の代表取締役Aは、同社の取締役である犯則嫌疑者Bと共謀の上、犯則嫌疑法人の業務に関し、平成25年6月28日、同社の本店事務所内に設置された入出力装置から、開示用電子情報処理組織を使用して、内閣府が使用する電子計算機に備えられたファイルに記録させる方法により、関東財務局において、同財務局長に対し、同社の平成24年4月1日から平成25年3月31日までの連結会計年度につき、売上高が7744万8000円(1000円未満切捨て。以下同じ。)、税金等調整前当期純損失が5056万1000円、純資産が9352万6000円の債務超過であったにもかかわらず、架空売上を計上するなどの方法により、売上高を2億2125万8000円、税金等調整前当期純利益を5079万8000円と記載するなどした虚偽の連結損益計算書及び純資産を783万3000円と記載するなどした虚偽の連結貸借対照表を各掲載した有価証券報告書を提出し、もって重要な事項につき虚偽の記載のある有価証券報告書を提出したものである
以上、
 

[ 2015年5月12日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP

↑トップへ