アイコン 世界を見据えたか 孫社長 後継者を指名 アローラ氏副社長就任へ

ソフトバンクの孫正義社長(57)は11日、決算発表の記者会見で、米グーグルで最高事業責任者を務めた経験がある海外事業担当のバイスチェアマン、ニケシュ・アローラ氏(47)を事実上、後継指名した。6月19日付で副社長に就任させる。

孫社長は「若くて優れており、最重要なわたしの後継者候補であることは間違いない事実だ」と理由を説明した。「もちろんわたしは引退するつもりはない。これまで通り第一線で経営を継続していく」と語り、当面はトップとしてグループを率いる考えを示した。

2014年7月、Googleで10年間在籍してきた最高事業責任者のニケシュ・アローラ(Nikesh Arora)がGoogleを離れ、SoftBankのバイスチェアマン兼SIMI(米に設立した子会社、SoftBank Internet and Media Inc.)のCEOに就任している。

アローラ氏は、約10年前にグーグルに入り、最後は同社とウォール街との橋渡し的な役割を担っていた。アローラ氏は、グーグル入社前は通信業界のアナリストとして活躍。ドイツテレコム傘下のTモバイルで欧州事業の最高マーケティング責任者(CMO)や取締役を務めた経歴も持つ。

[ 2015年5月12日 ]
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