アイコン ハウステンボス中間決算発表 過去最高益 連結ではラグーナも

ハウステンボスグループは、ハウステンボス+ラグーナテンボス+HTB観光+HTB 技術センター+HTB クルーズから構成されている。
人様の旅行代理業のH.I.S.の澤田オーナーが、観光の施設側に回り、経営不振に喘いでいたハウステンボスを見事再建させ、今では全世代へのテーマパークとして「楽しみ」を演出、各「王国シリーズ」を展開している。

ハウステンボス歌劇団も大人気となっており、「音楽とショーの王国」では昨年10月より場内でオペレッタやアンサンブルなどクラシックからジャズ、ポップスまで生演奏の「ハウステンボス音楽祭」を開催、国内最多の700品種のチューリップを楽しむイベントも好調だった。企画力と実行力はH.I.S.譲りで凄いの一言。
今年3月までの半年間の入場者数は、前年同期比6.7%増の160万人あまり。施設内の宿泊者数は予想を下回ったものの前期比2%増の17万5千人だった。
特に円安の影響もあって台湾など海外からの入場者数が、前年同期比11.5%も増えた。

結果、ハウステンボス単独での経常利益は、過去最高で前期比8.7%増の50億77百万円だった(佐世保市からの再生支援金は前期までに終了している)。
連結では、新たに地元から依頼され、愛知県蒲郡のラグーナの再建に取り組んでおり、増加した。また、大阪城3Dマッピング事業も行っているが、こちらは大事な大事な新鮮味をなくしたようだが、新たな事業としての試みは面白かった。それでも34万人も訪れた。

ハウステンボス

ハウステンボスグループ中間決算
 
9月期中間決算
前中間決算
前期比
取扱高
17,798
15,268
16.6%
売上原価
4,301
3,750
14.7%
売上総利益
13,497
11,519
17.2%
販管費
8,299
6,380
30.1%
営業利益
5,198
5,138
1.2%
経常利益
6,334
5,595
13.2%

 

ハウステンボス 単独
/百万円
9月期中間決算
前中間決算
前期比
15/9期予想
取扱高
14,810
13,387
10.60%
30,100
売上原価
3,437
3,161
8.70%
 
売上総利益
11,373
10,226
11.20%
 
販管費
6,539
6,013
8.80%
 
営業利益
4,834
4,213
14.70%
9,500
経常利益
5,077
4,668
8.70%
10,000
入場者数
1,602
千人
6.70%
 
 うち海外客
114
千人
11.50%
 
宿泊者数
175
千人
2.00%
 

 

大阪城3Dマッピング 単独
/百万円
9月期中間決算
前中間決算
前期比
取扱高
946
1,440
-34.3%
売上原価
108
117
-8.0%
売上総利益
838
1,323
-36.7%
販管費
562
485
16.0%
営業利益
276
838
-67.1%
経常利益
279
840
-66.8%
入場者数
346
千人
-41.0%
・各地で同じようなイベントが開催されマンネリ化

 

(蒲郡)ラグーナテンボス単独
/百万円
9月期中間決算
取扱高
1,723
売上原価
285
売上総利益
1,439
販管費
1,315
営業利益
124
経常利益
402

 

[ 2015年5月22日 ]
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