アイコン 日銀の5月の景気判断「緩やかな回復を続けている」に改善表現に変更

日銀は25日発表した5月の国内景気の現状について、「緩やかな回復を続けている」と前回の「緩やかな回復基調を続けている」から「基調」の表現を削除した。
景気の先行きについても同様に基調の表現をなくし、「緩やかな回復を続けていく」との見通しに変更した。

景気判断を項目別にみると、

1、個人消費は「底堅く推移している」と、前月の「一部で改善の動きに鈍さがみられるものの」との表現を削除し上方修正した。
2、住宅投資も前月の「足もとでは下げ止まりつつある」から「下げ止まっており、持ち直しに向けた動きもみられている」に上方修正した。
3、公共投資は、「緩やかな減少傾向に転じている」と下方修正した。
4、鉱工業生産は、前月から「在庫調整の進捗もあって」との表現を削除した。
5、物価については、消費増税の影響を除いたベースで見て、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は「0%程度となっている」と前回から据え置いた。消費者物価の先行きについては、「エネルギー価格下落の影響から、当面0%程度で推移する」とした。
6、ただ、国内企業物価は、原油価格の反発を反映して、前月の「3ヶ月前比で下落している」から「3ヶ月前比で下げ止まっている」とした。
 

[ 2015年5月25日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP

↑トップへ