アイコン 続報:神の手を持つマラドーラがFIFAブラッター会長を泥棒と  ナイキが疑われている

FIFA=国際サッカー連盟を巡る事件について、サッカーの元アルゼンチン代表で神の手を持つマラドーナは、自身のフェイスブックにFIFAのブラッター会長の写真を載せ、英語やスペイン語など3か国語で「泥棒」と述べ痛烈に批判した。
ま た、マラドーナは、「自分が以前から指摘していた問題をFBIが今日、証明してくれた。悪事を働く人をFIFAから追い出す必要がある」と述べた。そのう えで今週末に迫ったFIFAの会長選挙について「いまのサッカー界には透明性がない。人々を騙し、会長を再選するためのショーを見せられるのはもうたくさ んだ。選挙の結果を注視したい」と述べた。

一方、サッカーワールドカップアメリカ大会でMVP=最優秀選手に選ばれ、今はブラジルの上院議員を務めるロマーリオ氏は27日、ブラジル連邦議会で発言し、「ブラジルスポーツ界の最大の汚職組織はサッカー連盟で、世界的にはFIFAだと考えてきた。今回の捜査で何かがが変化することを期待している。南アメリカやブラジルにとってプラスになってほしい」と述べた。

FIFA汚職事件で起訴のジャック・ワーナー元副会長(トリニダード・トバゴ)が自国で出頭、逮捕されている。

ブラッター会長自身も米司法当局の捜査対象者になっていると報道されている。

<開催地 額で決定>南アフリカ開催では1000万ドル賄賂で動く
FIFA=国際サッカー連盟を巡る事件では、アメリカの司法当局が起訴したFIFAの元副会長に対し、2010年のワールドカップの招致を目指していた国々が自国に投票してもらおうと、巨額の金銭の提供を持ちかけていた疑いがあることが分かった。
FIFAを巡っては、副会長2人を含む関係者9人がアメリカなどのスポーツ関連企業の幹部ら5人に、サッカー大会のスポンサーの権利の取得などの便宜を図った見返りに多額の金銭を受け取ったとして、組織的不正の罪などでアメリカの司法当局から起訴されている。
アメリカの司法当局が27日、公表した起訴状によると、このうちジャック・ワーナー元副会長に対しては、2010年のワールドカップの招致を目指していた国々が自国に投票してもらおうと、巨額の金銭の提供を持ちかけていた疑いがあるという。
具体的には、2004年に行われた開催地を決めるための投票を前に、モロッコが元副会長側に100万ドルを支払うことを提案したほか、南アフリカ側も1000万ドルを提供することを持ちかけたという。最終的に開催地はより多くの賄賂を払ったとされる南アフリカに決定していた。

アメリカのスポーツメーカーのスポンサー決定については、賄賂提供者はナイキとの見方が強いと報道されている。ただ、27日NY市場でのナイキの株価は、ダウ平均が上がった中、少し下がっただけだった。
FIFAは、本部とのスポンサー契約のほか、各地区のブロック協会もそれぞれスポンサーを持つことができ、贈収賄が広がりやすくなっている。本部とはアディダスが長期契約をしている。(IOCにもまったく同じことが言えよう)

[ 2015年5月28日 ]
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