アイコン 韓国 MERS=マーズ感染者7人に拡大 致死率40% 治療方法なし

韓国の疾病管理本部は28日、新たに2人の中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)感染を確認したと発表した。韓国での感染者は7人に増加した。
21日に中東帰りの人が発病し、MERS感染者として隔離され、22日には3人に増加、その後、感染者の3人の内の1人の娘さんが看病して感染していたことがわかり4人に。そして、今回3人増加し7人に。

韓国政府保健当局は、致死率40%というMERS=マーズコロナウイルスの脅威について理解しておらず、22日までに感染した3人と接触した医療関係者や家族の合計63人に対して、自宅隔離を命令し、隔離病棟での隔離を行っていない。
隔離して適切な看護の元に監視しなければ、風邪などで体力を落とせば、免疫力が低下し、発病する可能性が高くなる。
これでは、感染者が増加するのは当然だろう。
MERS=マーズコロナウイルスの感染から発病までの潜伏期間は15日間とされている。接触感染で、空気感染はないとされている。

感染が確認されたのは、最初の感染患者と同じ病院に入院していた70代の男性患者と、最初の感染患者の治療にあたった20代の女性医療スタッフだ。2人は国指定の隔離施設で治療を受けている。

<韓国紙>
聨合ニュースは、次のとおり報じている。
 7人の感染者のうち6人は二次感染だ。
 一方、3人目の感染患者の息子で4人目の感染患者の弟でもある40代の男性が、26日に中国へ出国していたことが、28日明らかになった。
保健当局は、国際保健規則(IHR)に従い世界保健機構(WHO)の西太平洋地域事務所(WPRO)と中国の保健当局にこの事実を知らせた。
また、男性の妻や医療スタッフらを隔離する一方、中国行きの機内で男性の近くに座っていた乗客や男性の会社同僚の身元を確認している。
男性は最初の感染患者と父親が入院する病室を訪れた数日後、発熱などの症状を訴え病院の救急施設で診療を受けた。病院側が中国出張の取り消しを勧めたにもかかわらず、男性は出国したもようだ。病院側は男性を診療したことを27日に保健当局に報告した。

[ 2015年5月28日 ]
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