宇宙船「新国立」杮落としの世界ラグビー大会に間に合わず 調布に変更
国立競技場、壊してしまえば建てるしかない。壊したものの、肝心の完成が20年東京五輪に間に合わない事態に陥っている。
当 初、新国立は、19年秋開催の世界ラグビー大会(9月6日~10月20日(予定))を杮落としとしていた。しかし、カブトガニ型の宇宙船仕様の新国立は、 要建築期間で完成させることができないことがわかり、下村担当大臣が、都知事に対して、天井の開閉を取りやめると発表していた。ただ、天井の開閉は20年 東京五輪には間に合うようなコメントもしていたが・・・。
次のように共同通信が報じている。
20年東京五輪の会場計画見直しで、ラグビー7人制は当初の新国立競技場(新宿明治神宮外苑)から、調布市の味の素スタジアムに変更となることが3日分かったと報じた。
国際統括団体のワールドラグビー(WR)が既に理事会で承認し、7、8日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で正式決定するという。
ラグビー7人制は、競技日程が招致段階の2日間よりも長くなる見通しで、WRは開会式や陸上が行われる新国立での開催は困難として変更を容認する姿勢を示していた。
また、お台場の東京ビッグサイトで実施する計画だったレスリングとフェンシング、テコンドーはいずれも千葉の幕張メッセへ変更する。
以上、
お台場ではあるまいし、明治神宮外苑に宇宙船と当紙は批判してきたが、ましてや日本の環境・風土・地質を知りつくした世界的な日本人の建築家がいっぱいいる中、安藤忠雄氏はじめアホな選考委員たちは、神聖な明治神宮にアラブ人設計の宇宙船を選択した。
今では、当初予算ではまったく足りない、意匠を予算に合うよう変更。それでも足りず国と都が負担問題で批判合戦。今度は工期の問題から完成が間に合わないと。天井開閉を20東京五輪終了後に工事するとか・・・、一体全体、何やってんだろう。
最初にケチがついた案件は、何でもいろいろな問題が現出してくるのは世の慣わしだ。
これを機に口から生まれた安藤忠雄氏を大嫌いになった。国立は解体したばかりであり、今からでもお台場など東京湾岸地区の空き地に新国立を建設し、外苑は元の杜に戻し、都民・国民のためのジョギングコースを設けるくらいの器量が都知事や大臣に求められる。
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