消防設備点検談合 第一防災 東京航空局など一斉捜査/警視庁
警視庁は4日、国土交通省の東京航空局が発注した消防設備の点検業務の入札で、談合が行われていた疑いが強まったとして、東京航空局の事務所や都内の消防設備会社など関係先の一斉捜索に乗り出した。
捜索を受けているのは、東京・千代田区や羽田空港にある国土交通省の「東京航空局」の事務所のほか、大阪に本社がある消防設備会社「第一防災」の大田区にある東京営業所など関係先10数ヶ所。
警視庁の調べによると、昨年8月、東京航空局が発注した消防設備の点検業務の入札で談合が行われたとして、競売入札妨害などの疑いが持たれている。
入札が行われたのは、羽田空港にある東京空港事務所の施設に設置された消火器やスプリンクラーなどの設備の点検業務で、「第一防災」が予定価格の99%と神技に近い価格で落札していた。
航空局が発注する入札を巡っては、ほかにも予定価格に非常に近い価格での落札があり、警視庁は事前に入札の情報が業者に漏れていた疑いもあるとみて、官製談合防止法違反の疑いでも捜査を進める。
第一防災株式会社
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設立
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1962年7月
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資本金
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1000万円
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所在地
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大阪市守口市大日東町12-5
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従業員
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30名(パート・アルバイトを含む)
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事業内容
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消防設備の点検・保守・工事、消防法各種点検の実施、建築基準法法定点検の実施、電気工事 等
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実施現場
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病院、官庁施設、商業施設、ホテル、マンション、事務所ビルなど
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関東支店
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神奈川県川崎市川崎区元木2-4-5
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東京営業所
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東京都大田区南蒲田1-22-1-101
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[ 2015年6月 4日 ]
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