アイコン MERSコロナウイルス感染と対策について/外務省・駐韓日本大使館

日本外務省及び駐韓日本大使館は、韓国を旅行される旅行者の方は、下記感染者発生病院や感染地域病院を参考に、感染予防に努めるよう注意を促した(当HPに別途一覧表掲載)。

(1)一般的にコロナウイルスは飛沫感染や接触感染で伝播し、風邪などの症状を引き起こす。通常その毒性はそれほど強くないが、MERSのようにウイルスが変異した場合は、強い毒性を持つ可能性もあり、注意が必要。
現在、WHOや関係各国は、MERSコロナウイルスの感染経路や臨床経過等について、調査を進めている。
(2) コロナウイルスに対する一般的な具体的予防策は以下のとおり。
● 休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
● 手指等の衛生保持に心掛ける。
● できるだけ人混みを避けるか、マスクの着用を励行する。
● 咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
● 温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
● 高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。

(3) MERSコロナウイルスの特徴及び上記に追加する具体的予防策は以下のとおり。
● 感染者の約15%が医療従事者であり、救急外来での院内感染が問題となっているため、自宅療養が可能な場合は、救急外来の受診を控える。
● 50歳以上の感染者は重症化するリスクが高く、注意が必要。
● 慢性疾患(糖尿病、高血圧、喘息、腎障害、心疾患、呼吸器疾患等)を持っている場合は重症化するリスクが高く、注意が必要。

韓国保健健福祉部は7日、MERS患者は、6月7日現在、64名であり、MERS発生医療機関は6ヶ所、MERS患者が経由した病院(18ヶ所)を合わせると、24ヶ所になると明らかにした。
○ このうち、ピョンテク(平沢)聖母病院(37人)、サムソンソウル病院(17人)、テチョン病院(3
人)、コンヤンデ病院(5人)は、多数の院内感染が発生した医療機関であり、
○ これ以外の2ヶ所の医療機関(365ソウルヨルリン医院、アサンソウル医院)は、1人の感染
者が発生した病院である。
また、18ヶ所の経由病院は、全て疫学調査と追跡管理を行った結果、病院内感染は発生しておらず、当該病院の利用に問題はなく、感染に対する懸念も必要ない医療機関である。
以上。

[ 2015年6月 8日 ]
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