アイコン 朴大統領 14日からの訪米を先送り/韓国MERS問題

金聲宇広報首席秘書官は10日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大に対応するため、14~18日に予定していた朴槿恵大統領の訪米を先送りしたと発表した。
金秘書官は「今週がMERS拡大の分水嶺」とした上で、「各関係機関と民間専門家が中心となり、拡大を防ぐため最善を尽くしている」と説明。
「それでも国民が不安を感じている状況なので、国民の安全のため、訪米日程を延期した」と述べた。「国民の安全が最優先のため、国内で国民の不安を解消していく」と強調した。
 また、「米側に事前に理解を求め、今後、双方にとって都合の良い最も早い時期に日程を再調整することで合意した」と伝えた。
以上、聨合ニュース

政府機関の韓国保健福祉部(省)のMERSコロナウイルスに対する識見と対応がまずかったことから、感染者の死亡者増と感染者数の増加が続き、朴大統領は10日、14日からの訪米を延期することを決定した。

MERSウイルスによる死者は9人、感染者は103人に上っているほか、隔離対象者も新たな感染者が出るたびに増え続け、9日現在累計で2892人に達している。

感染を疑われる患者が、国民性からなのか、いろいろな病院を転々とし、感染が確認される間に多くの人と接し、感染者と隔離対象者を増加させる一方となっている。

これを、韓国当局も日本当局も病院を介して拡がっているだけだとしているが、病院そのものが社会を構成しており、韓国全土の病院が数限りなく疑われる存在になりつつ現実を見ていない。

自宅隔離者の医師夫妻がフィリピン旅行に行くなど、自宅隔離者が優柔不断な動きをしており、国挙げての管理ができていない。
首相代行の崔ギョン煥経済副首相兼企画財政部長官が、保健福祉部の今だ「注意」レベルとした現状に、最上の「深刻」に一機にすべきだと述べているほど。

ソウル市では隔離対象者のリスト(個人情報すべて)をHPに誤って掲載するなど、全体の管理問題も生じている。
政府も地方自治体も大混乱しているが、朴大統領にリーダーシップを取れといっても不可能なこと。

 誰かリーダーシップをとり、収拾付けきったら、その人物は、国民から次期大統領に抜擢されることだろう。

[ 2015年6月10日 ]
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