気象庁臨時火山情報 浅間山ごく小規模噴火発生したもよう
6月11日に噴火警報が発令されている浅間山で臨時火山情報が発表された。
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
臨時火山情報
1.火山活動の状況
浅間山では、本日(16日)、山頂火口でごく小規模な噴火が発生したも
よう。
本日、09時30分頃、浅間山の北側約4キロメートルの鬼押出しで微量
の降灰を確認した。
噴煙の状況は視界不良のため不明。
浅間山では、4月下旬頃から山頂直下のごく浅いところを震源とする体に
感じない火山性地震が多い状態が続いている。
浅間山で噴火が発生したのは、2009年5月27日以来。
気象庁では機動観測班を派遣し降灰調査を行っている。
2.防災上の警戒事項等
火口から概ね2キロメートルの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石
に要警戒。
登山者等は地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないこと。
また、風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に要注意。
[ 2015年6月16日 ]
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