アイコン ブロッコリーの新芽に統合失調症予防効果/千葉大橋本謙二教授ら スルフォラファンとは

千葉大の橋本謙二教授(神経科学)らのチームが、ブロッコ リーの新芽ブロッコリースプラウトに多く含まれるスルフォラファンという物質を小児期に摂取すると、統合失調症の予防につながる可能性があるとするマウス の実験結果を発表した。24日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。
橋本教授は「子どもの時の栄養が成人期のメンタルヘルスに影響を与えるかもしれない」と話している。今後、人で効果があるか検証する臨床研究を計画している。
チームは、小児期に当たる生後4週から8週のマウスを2群に分け、それぞれ通常の餌とスルフォラファンを含む餌を与えて検証した。
以上、

橋本教授は、千葉大学社会精神保健教育研究センター病態解析研究部門の教授。 

<スルフォラファンとは>
ブロッコリーに微量に含まれるピリッとする辛みのもととなる成分。
そのすぐれた解毒作用や抗酸化作用から、これまでにも様々な疾病予防効果が報告されている。
スルフォラファンの疾病予防効果は、スルフォラファンが持つ「体を守る酵素群(Phase 2 enzyme)の生成促進作用」によるものであると考えられている。
スルフォラファンが体内に取り込まれると、各細胞において、体を防御する酵素の生成が促される。それら酵素には、体内の活性酸素を除去したり、有害物質を無毒化し、体外に排出するなど様々な働きがあることが知られている。

統合失調症は、
さまざまな刺激を伝えあう脳をはじめとした神経系が障害される慢性の疾患。
詳細は不明な部分もあるものの、ドーパミン系やセロトニン系といった緊張‐リラックスを司る神経系や、意欲やその持続に関連する系列、情報処理・認知に関する何らかの系列にトラブルが起きているといわれている。

 

[ 2015年6月25日 ]
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