中国上海市場暴落止まらず一時▲7.0%下げ 1249社全上場株の43%売買停止
中国株式市場の上海、深セン取引所に上場している500社以上の企業が、8日の売買停止を発表した。取引所が声明で明らかにした。
中 国政府の景気刺激の金融緩和策に昨秋からトントン拍子に株価が上昇、今年6月12日には7年半ぶりとなる5166 Pを付けた。この間の上昇率は2.5倍、だが、そこから一転下げ続け、更なる金融緩和策をとっても反応せず、官民資金で大々的に梃入れすると表明しても、 下げが下げを呼ぶ展開で大暴落となっている。10時26分の指数価に対して、ピークから実に33%の下げとなっている。それも3週間とちょっとでだ。
すでに安値に外資の買いも入っているとされ、3300Pまでは下げず、今後一転、4000Pまでいつもの一方通行で棒上げする可能性が高い。そうならなければ、消費や企業にも影響大、日本企業へのダメージは計り知れないものとなる。
ただ、500社に及ぶ売買停止が下げの恐怖心をさらに助長する可能性もある。
8日は、一時▲7%下げたが、▲5%下げまで回復して来ている。強力な買い支えが入っているものと見られる。また、中国中央政府のなりふり構わぬ本腰にハゲタカの買いも入っているものと見られる。
7月8日 上海総合指数
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8日10時26分 CNY
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10時50分
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価格(指数)
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3,467.40
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3,540.50
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前日比
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-259.726
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-186.624
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前日比(%)
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-6.969
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-5.007
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高値
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3,467.40
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3,543.02
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安値
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3,467.40
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3,421.52
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出来高
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12,670
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158,992
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始値
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3,467.40
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3,467.40
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[ 2015年7月 8日 ]
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