アイコン 15日韓国MERS 10日連続新感染者なし

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韓国紙は次のように掲載している。
5月26日、感染の疑いがもたれた韓国人男性が、香港経由で中国に渡航、恵州市で中東呼吸器症候群(MERS)感染の診断を受けた際、中国のインターネットは炎上した。韓国政府と男性に対する露骨な非難が相次いだ。
しかし、中国の官営メディアは1行たりとも韓国を批判しなかった。香港とは異なり、中国は「韓国旅行自粛令」も出さなかった。
以上、朝鮮紙の記事

何で、香港を引き合いに出すのだろうか、両国の留学生交換プログラムで、韓国の大学で発生した香港学生のマスク事件およびMERS終息まで受入拒否した香港の大学とそれに対立する韓国の大学、こうした問題などが両国でこじれており、その報復が先のたかがインフルエンザでの香港に対する旅行警報発令、空港の検疫強化ということになったようだ。

 <在韓中国報道機関記者へのインタビュー>C朝鮮紙
 C朝鮮紙-韓国政府がMERS終息を宣言すれば中国人観光客は戻ってくるだろうか。
中国国営中央テレビ(CCTV)の盧星海ソウル支局長 :
「中国政府が引き止めて中国人観光客が韓国を旅行しないのではない。MERSが終息していない状況で、無条件に中国人観光客に韓国に来ても大丈夫だと広報するのはやや無責任だ」
 
人民日報の万宇ソウル特派員:
「中国出張に行った韓国の患者(10人目の患者)の治療費14億ウォン(約1億5200万円)ほどを中国政府がすべて負担した。韓国は感染疑い患者が中国に行った事件に対する謝罪もせず、治療費負担に対する謝意の表示もなかった」
以上、
もう韓国では、感染拡大の問題はいずこかに吹き飛ばし、終息宣言と観光客増の話題だけとなっている。
・・・1度あることは2度あり3度あるという戒めの諺もあるのだが・・・。
韓国MERS感染状況推移
 保健福祉部発表 午前6時現在の数値
 
感染者
死亡
治療中
陰性転換退院
発表日
発生
累計
発生
累計
人数
内不安
退院
累計
7月15日
0
186
0
36
18
4
1
132
7月14日
0
186
0
36
19
4
1
131
7月13日
0
186
0
36
20
4
0
130
7月12日
0
186
0
36
20
5
2
130
7月11日
0
186
1
36
22
6
3
128
7月10日
0
186
0
35
26
7
5
125
韓国MERS隔離対象者の状況推移
保健福祉部発表 午前6時現在の数値
 
隔離対象者
発表日
発生
減少
減少累計
現在数
隔離者累計
7月15日
2
90
16,368
322
16,690
7月14日
6
47
16,275
410
16,685
7月13日
0
34
16,231
451
16,682
7月12日
1
29
16,197
485
16,682
7月11日
-19
66
16,168
513
16,681
7月10日
125
216
16,102
598
16,700

7月15日には、<分離と解除の状況>について保健福祉部の掲載方法が若干変わったことから、隔離対象者については、今回の掲載で中止。
発生数は、当局から発表されておらず、任意に掲載している。その算出方法は単純で、14日の現在数410から15日に発表された減少数90、15日発表された現在数322との差を発生数としている。
ただ、この方法だと何故かマイナスになったり、数字があわなく、信憑性に欠ける問題も生じていた。また、新感染者が10日間も発生していないにもかかわらず、いまだ隔離対象者が発生していることになり、何か問題があるようにも思える。

 

[ 2015年7月15日 ]
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