アイコン (株)日総建/民事再生申請

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秋葉原UDXビル設計の (株)日総建(東京都渋谷区幡ヶ谷1-34-14、代表:渡辺一郎)は6月29日、申請処理を西村賢弁護士(電話03-5405-4080)に一任して、 東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。監督員には、幸村俊哉弁護士(電話03-3213-1081)が選任されている。

負債額は約17億円。

同社は1963年創業、電電公社による電話局を設計する専門の事務所としてスタート。NTT設備系関連事業に強みを持ち、文教系、事務所系、医療福祉系 / 設計を得意とし、数々の受賞歴を持つ名門。

グッドデザイン賞を受賞した秋葉原UDXビルを始め、テレコムセンタービル、アーバンネット名古屋ビル、NTTクレド基町商業棟、深川ギャザリアタワーN・S棟、KDDビル、NTT日比谷ビル、東山スカイタワーなど著名な受賞歴のある建物多数。

最近は、建築コストの大幅アップから、施主側に設計の余裕もなくなり、短絡的な建物が目立ち、同社の受注機会も減り、以前は50億円近い売上高を計上していたものの、最近では20億円そこそこまで落ちていた。 同社の借り入れ依存度の高い財務体質に、外注費も重く採算性を悪化させ、資金繰りに窮するようになっていた。

抜本的な体質改善を図るため今回の措置となった。

[ 2015年7月 1日 ]
 

 

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