アイコン 6月日銀短観 大企業3四半期ぶり改善だが・・・

日銀が1日発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業製造業が15と前回3月調査を3ポイント上回り、3四半期ぶりに改善した。
「生産用機械」など設備投資関連の業種を中心に堅調さが確認された。
 大企業非製造業のDIは23と4ポイント上昇。3四半期連続で改善した。

訪日外国人旅行者の増加を背景に「小売り」「宿泊」が好調だったほか、燃料価格下落に伴い「運輸」などの景況感も改善した。

 3ヶ月後の見通しは、製造業が16(+1)、非製造業が21(-2)となった。

報道ではこうした大企業しか掲載されていないが、中堅企業と中小企業の景況感は次のとおりとなっている。
 中堅企業の製造業は4(3月)から2(6月)と-2のマイナスに転じる一方、非製造業は14から16と+2上昇している。
また、中小企業の製造業は1から0と-1悪化している。非製造業は3から4と+1となった。

全産業では、3月の7から6月も7と変わらず、先行きも7の変化なしとなっている。

大企業はアベノミクスを満喫しているようだ。それに比し、中堅企業や中小企業は・・・。


 

[ 2015年7月 1日 ]
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