アイコン 5日の韓国MERSの感染状況 1人増の186人に

5日感染者は1人増加して186人、6月28日から4日間発生者はいなかったが、2日から4日間連続して、三星ソウル病院関係で発生し続けている。
7 月5日の感染者は、救急治療室患者が5日に感染者と接触して6月13日に136番目の感染者として感染が確認された夫の妻とされているが、分類は家族・見 舞い客・訪問客ではなく、入院患者となっている。それも夫が感染して隔離され20日も経過している。日々の発表ではその説明がないなど何かデータの改ざん されているような気もする。(潜伏期間は殆ど14日以内、MERSコロナウイルスは空調機など一定条件下で10日超生存していることが確認されてはいる が・・・)

これで三星ソウル病院関係の感染者は91名となった。当病院では6月14日に外来を閉鎖、その後20日間を経過しているが、今だ感染者が出ている。

サムスンソウル病院では、MERS感染者を診療する医療スタッフは約900人、このうち850人は2日に1次遺伝子全数検査をすべて終え、残り50人は3日に検査が行われ、その結果、医師が陽性の結果が出た(4日の感染者)。(1日と2日(発表は次の日)に相次いで医療スタッフの感染が見つかり急遽、対象者を全員検査したものと見られる。・・・遅~い。)

サムスン財閥の副会長が謝罪しても、当病院では現場がパニクリ、当局共々根本的なウイルス根絶体制が遅れていたものと見られる。
(6月28日以降、新感染者は三星病院関係だけとなっている。実際、新たな隔離対象者は、大幅に減ったものの、新たな感染者の発生とともに隔離対象者も累計では増加し続けている)。

2015年7月5日 韓国MERS感染状況 /人
韓国保健福祉部(省)
 
前日比
 
累計
感染者発生数
1
感染者累計数
186
死亡発生数
0
死亡者累計数
33
感染解除退院
5
解除者累計数
116
感染治療中
37
うち不安定
12
感染者内訳:入院患者83人(44.3%)、家族・見舞客・訪問者64人(34.6%)、医師6名含む医療スタッフ39人(21.1%)。死亡確率17.8%
7月5日の隔離対象者
隔離解除者
▲460
現在隔離者数
982
これまでの隔離対象者合計16,140人、うち解除者15,158人
5日の新感染者
三星ソウル病院救急治療室感染患者の妻
三星ソウル病院感染関係累計数
91名
 
サムスンソウル病院は、
本院とがんセンターで構成。 本院は地上20階、地下5階建ての延約6万坪規模のインテリジェントビルに1,306床と40の診療科、 10の専門センターと約120の特殊クリニックで構成、がんセンターは地上11階、地下8階建ての延べ3万坪、655床で構成。約1,200人の医師と2,300人の看護師を含む約7,400人の病院スタッフが勤務する総合専門療養機関(3次医療機関)と当病院のHPに掲載されている。
[ 2015年7月 6日 ]
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