アイコン 文化財約8億円国立博物館に隠してました 破産した不二企業(株)の馬場元社長起訴

東京地検特捜部は8日、破産手続き中の名古屋市の不動産会社の元社長が、博物館に預けていた鎌倉時代の絵画など合わせて7億9600万円の価値がある国の重要文化財7点を破産管財人に隠していたなどとして、元社長を破産法違反の罪で在宅起訴した。
在宅起訴されたのは、破産手続き中の名古屋市の不動産会社の不二企業(株)の元社長、馬場厚子被告(67)。
東京地検特捜部によると、馬場元社長は2011年6月30日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたが、京都国立博物館に預けていた合計7億9600万円の価値がある国の重要文化財7点を破産管財人に隠していたなどとして、破産法違反の罪に問われている。

馬場元社長は、破産手続きが始まったあと、博物館からの郵便物の宛先を夫に変更したり管財人に嘘の説明をしたりして、所有している文化財を博物館に預ける「寄託」をしていることを知られないようにしていたという。

今年2月、管財人の調査で文化財を寄託していることが分かったということで、管財人は、このうち、鎌倉時代に描かれたとみられる「三十六歌仙切(是則)佐竹家伝来」など2点の文化財を4億8600万円で文化庁に売却し債権者への配当の一部に充てるという。

文化財の「寄託」とは
「寄託」は、個人などが所有している重要文化財や美術品などを、博物館などに無料で預け保管してもらう仕組み。
所有者は、温度や湿度などが管理された適切な環境で文化財などを保管でき、博物館側にとっても展示や研究などに使うことができるメリットがある。
美術品を博物館などに寄付する「寄贈」とは違って、所有権は移らない。
京都国立博物館によると、現在、約6000点の文化財や美術品の「寄託」を受けているが、所有者については、プライバシーを保護するため、税務当局などの公的機関から照会された場合を除き、原則、非公開にしているという。
以上、

破産申請ではなく、一定の配当を渡す任意和議にした方が金が残っただろうに。強欲張りの浅はかさ。
破産記事
http://n-seikei.jp/2011/07/post-405.html

[ 2015年7月 8日 ]
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