アイコン 2015年 役員報酬ランキング/東京商工リサーチ

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 2015年3月期決算の役員報酬の最高額は、オリックスの宮内義彦元代表執行役会長(現シニ ア・チェアマン)で54億7,000万円だった(提出会社からの報酬、前年同期:2億1,300万円)。当初から会社経営に関わり、長年の実績に対する功 労金(44億6,900万円)が役員報酬額の8割を占めた。
以下、 三共(SANKYO)の毒島秀行代表取締役会長が21億7,600万円(提出会社と連結子会社からの報酬、同:4億5,000万円)、
ソフトバンクのロナルド・フィッシャー取締役が17億9,100万円(連結会社のみからの報酬、同3億2,300万円)、
岡三証券グループの加藤精一代表取締役会長が12億円(提出会社からの報酬、同2億1,200万円)、
日産自動車のカルロス ゴーン代表取締役会長兼社長、最高経営責任者が10億3,500万円(同、同9億9,500万円)と続く。
 上位10人のうち、4人が役員退職慰労金(引当金繰入額を含む)主体の役員報酬だった。
 安定的な報酬である基本報酬では、日産自動車のカルロス・ゴーン代表取締役社長兼CEOが10億3,500万円でトップだった。

個別開示対象411人のうち、2年連続開示は272人(構成比66.1%)。
このうち、176人(64.7%、3人に2人)が前年同期より役員報酬額が増加し、減額は77人(28%、3人に1人)、同額は19人(6.9%)だった。
また、2014年3月期決算での開示がなく、2015年3月期に開示されたのは139人。このうち、制度開始以来、初めて開示されたのが131人、2年ぶりの開示が4人、3年ぶりの開示が3人、4年ぶりの開示が1人だった。

 6年連続で1億円以上の役員報酬を受け取ったのは109人(同26.5%)だった。
411人のうち、役員報酬額10億円以上は5人(前年同期4人)、9億円台は2人(同2人)、8億円台は1人(同3人)、5~7億円台が7人(同5人)、2~4億円台が69人(同58人)、1億円台が327人(同289人)。

 報酬額10億円以上の5人は過去最多で、2億円以上も84人(同72人)と増え、1億円台の構成比は79.5%と前年同期(80.0%)を0.5ポイント下回り、役員報酬は高額化の傾向を示した。



役員報酬ランキング

[ 2015年7月13日 ]
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