アイコン 追報:(株)日総建/民事再生手続き開始決定

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既報。6月29日に東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った、秋葉原UDXビル設計の(株)日総建(所在地:東京都渋谷区幡ケ谷*** )は7月6日、同地裁において再生手続きの開始決定を受けた。負債額は約17億円。

再生債権の届出期間は平成27年8月3日まで、再生債権の一般調査期間は平成27年9月7日から平成27年9月14日まで。

事件番号は平成27年(再)第46号。

 

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(株)日総建/民事再生申請

同社は1963年創業、電電公社による電話局を設計する専門の事務所としてスタート。NTT設備系関連事業に強みを持ち、文教系、事務所系、医療福祉系 / 設計を得意とし、数々の受賞歴を持つ名門。

グッドデザイン賞を受賞した秋葉原UDXビルを始め、テレコムセンタービル、アーバンネット名古屋ビル、NTTクレド基町商業棟、深川ギャザリアタワーN・S棟、KDDビル、NTT日比谷ビル、東山スカイタワーなど著名な受賞歴のある建物多数。

最近は、建築コストの大幅アップから、施主側に設計の余裕もなくなり、短絡的な建物が目立ち、同社の受注機会も減り、以前は50億円近い売上高を計上して いたものの、最近では20億円そこそこまで落ちていた。 同社の借り入れ依存度の高い財務体質に、外注費も重く採算性を悪化させ、資金繰りに窮するように なっていた。

抜本的な体質改善を図るため今回の措置となった。

 

[ 2015年7月15日 ]
 

 

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