アイコン ホンダジェット 欧米受注100機超 ブラジルで販売展開へ

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小型ジェット機「ホンダジェット」を開発するホンダの米子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー」は20日、ブラジルでホンダジェットの販売を始めると発表した。経済成長を背景に、ブラジルで企業幹部や富裕層らが使う小型ジェット機の需要が拡大しているのに対応する。
 ホンダジェットは北米と欧州での受注が100機を超えており、年内にも納入を開始する予定。
ホンダ米子会社の藤野道格社長は「ホンダジェットの世界販売戦略にとってブラジルへの進出は重要だ」とコメント。ブラジルでは現地企業が販売とサービスを手掛け、納入開始は2017年になる見通し。
ビジネスジェットは、世界中でカナダのボンバルディアとブラジルのエンブラエルが凌ぎを削っている、ブラジルでもホンダはバイクで名を馳せているが、飛行機が旨くいくか見もの。

ブラジルの自動車市場は欧州勢が強く、米国勢に次ぐ日本勢となっている。日本勢も工場を造り本腰入れ始め、各国のメーカーがブラジル経済の低迷からマイナスにあるものの、トヨタとホンダは売り上げ台数を伸ばしている。ただ市場シェアは日本勢のビッグ3を合計しても17%程度しかない。

ブラジルの1~6月の乗用車の販売台数は、前年同期間比▲19.0%減の1,328,165台だった。個別にいえば、現代自動車がトヨタ、ホンダより多く売っている。
ただ、上半期で、現代のシェアは7.2%(前年同期間比▲4.4%減、6月シェア8.0%)、ホンダ6.8%(同比18.9%増、6月シェア7.8%)、トヨタは6.5%(同比8.3%増、6月シェア7.3%)、日産はシェア2.6%となっている。
ホンダのビジネスジェットについては、現地での自動車CMの相乗効果も期待される。

[ 2015年7月21日 ]
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