追報:日本画材工業(株)/破産手続き開始決定
スポンサード リンク
既報。4月30日に事業停止した、大正時代創業の日本画材工業(株)(所在地:福島県岩瀬郡鏡石町諏訪町*** )は7月17日、福島地裁郡山支部において破産手続きの開始決定を受けた。停止時の負債額は約2億5千万円。
破産管財人には、渡邊純弁護士が選任されている。
破産債権の届出期間は平成27年9月18日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成27年10月19日午後2時。
事件番号は平成27年(フ)第71号。
関連記事
フナオカ・キャンバスの日本画材工業(株)/自己破産へキャンバスを使用する学生さんたちそのものが少子化で減少、絵を描く人もめっきり減った。高度成長期でも絵を描く人は多かったが、今の世はハゲタカ経済の導入により、その当時より世知辛い世の中に変貌し、余裕もハートもなくなった。
しかも、今やキャンバスも海外から安物が入り、また、長い間不況も続き、本格的に絵を描く人も少なくなり、同社の売上高は漸減していた。
高品質のキャンバスを提供していただけに残念。
破産より民事再生申請し、誰かに引き継がせることはできないのだろうか。
[ 2015年7月29日 ]
コメントをどうぞ