アイコン MH370便を探せ 残骸発見とモルディブ民間航空局

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インド洋の島国モルディブで、正体不明の残骸が国内の沿岸に打ち上げられたとの情報が当局に寄せられたことを受け、同国の警察当局は9日、昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空MH370便との関連を調査していることを明らかにした。
警察によると、当局には8日、モルディブ北部の環礁に複数の残骸が漂着したとの情報が寄せられた。目撃情報の中には、約1か月前のものも含まれていた。 
モルディブの南西3200キロにあるフランス海外県レユニオン島では先月末、航空機の翼の一部が見つかっている。警察当局は、モルディブでの残骸発見情報は「レユニオン島での発見を受けて新たに注目されている」と述べた。
地元メディアは、モルディブに漂着した最も大きな残骸は長さ約250センチ、幅約60センチのパネルで、リゾート施設の建設材とみられると報じている。だが、当局はこの残骸を海外の専門家に検査してもらうため保管している 
マレーシアのリオウ運輸相は10日、インド洋の島国モルディブの民間航空局から、関係するとみられる残骸を発見したとの連絡を受けたと明らかにした。
現地に調査チームを派遣し、航空機の残骸と確認されれば、不明機のものか検証作業を進める予定。

同運輸相は「この段階で(残骸が)不明機のものかどうか推測するのは、あまりにも時期尚早だ」と話している。
以上、

モルディブHaveeru紙8月10日報道
モルディブのバア環礁に打ち上げられた未確認物体の一部。

0811_03.jpg       

モルディブ北部への漂着の可能性は低い。
(以下の記事はkudafuvadhooでの目撃が本当であり、ロールス・ロイス製のエンジン停止時間に基づいています)
モルディブ共和国は南北約900kに点在する26環礁からなる2000の島々で構成されている。南端は国際空港もあるAddu環礁、これまでのJCNET予測の時速610kの飛行ではなく低空を飛ぶことにより500kと仮定した場合でも、目撃されたダール環礁のkudafuvadhooから飛行時間はその後2時間であり、1000k飛行できる。モルディブ南端Adduまで370kしかなく、通り過ぎてしまう。

今回のモルディブ民間航空局の連絡が事実だった場合を仮定した場合、
1、 kudafuvadhooに意外と近い南の無人の環礁に不時着し、エンジンが8時11分まで動いていた可能性は残る・・・(26環礁の2000の島があり200の島にしか住民はいない。管理されている環礁も26のうち20となっている)。
2、 漂流物が着水Xポイントから赤道反流により東へ流れ循環してモルディブ北部に漂着した可
能性もある。しかし、北部とは首都マレから北を指すと見られ、kudafuvadhooからほぼ赤道直下のAddu方面=南へ低空飛行していたものであり、MH370便のものかは難しい。モルディブ北部の海流の流れはアラビア海方面=西へ向かう一方通行の海流。赤道直下も同じ流れだ。
 
 それより、どうして目撃証言まであったモルディブの調査をしなかったのか、何か臭過ぎるほど匂う。
情報も小出しされ続け、何か意図的としか思われなかった。3月19日モルディブ目撃情報が報道されるやいなや20日にはいきなり豪州のアボット首相が、同国Perth南西2500kポイントに残骸の見られる物体があると発するなど臭かった。
 今回の情報も、モルディブ北部そりゃないだろうという情報となっている。

こうした情報の数々も肝心の米政府や米軍から直接の情報はもたらされず、欧州や豪州が民間や軍事衛星まで登場させ、機影の航路を豪州沖合いに限定してしまった(MH370便が米軍ガルシア基地に不時着した可能性を中国が報道、米政府はこの時だけ正式に否定の発言を行った)ことにより、捜索は広範囲に及び、ブラックボックスの通信時間1ヶ月も過ぎてしまい膠着状態に陥ってしまった。

MH370便を探せ モルディブの西側の環礁・島々

X-Point

目撃地から約2時間しか飛べずクダ島から1220kしか飛行できない

 Addu・Garciaより東の島々

Garcia島基点

 

東経

緯度

最短直線距離

 

西(大)⇒東

北(大)⇒南

 

セーシェル

55.48

-4.68

1,900

デロシュ島

53.65

-5.69

2,100

デヌッフ島

53.04

-6.23

2,150

Coetivy

56.27

-7.13

1,890

Diego Garcia

72.415

-7.311

0

SouthAgalega

56.69

-10.47

1,760k

ポートマチュレン島

63.41

-19.72

1,690

モーリシャス・ポートルイス

57.51

-20.16

2,150

レユニオン・サンタンドレ

55.68

-20.95

2,350

 マダガスカル

サンタンドレからの距離(同緯度)

(750k)

 

 

 

 

クアラルンプール

101.623

2.961

3,450k

2015.3.8.午前6月15分頃目撃された島

クダフバドウ島(モルティブ)

72.892

2.670

1,100k

Addu(モルティブ南端)

73.154

-0.694

740

モルディブ首都Male

73.528

4.188

 

オーストラリアアボット首相が指摘した着水ポイント

オーストラリアPerth

115.845

-31936

南西2500k

豪州Xpoint

94.0429

-47.194

・海流は、赤道付近は右へ、その南側は西へ流れ、マダガスカル沖を南下し、循環する。アボット首相説では、南極に近く常に東へ流れ循環しにくい。

・海流速度:毎時5k×24H=120k×日数

・マダガスカルの北端は緯度は -11.969、南端-25.647

・モルティブ南端Adduからレユニオン島サンタンドレは南西へ2950k地点

・モルティブ共和国は26の環礁や約1200の島々で構成、約200島に人が住む

モルディブ首都Male

73.528

4.188

Vaa迄195k

バア(Vaa)環礁

72.991

5.856

新発見物

レユニオン・サンタンドレ

 

 

Vaaから3500k

 

MH370便を探せ 

3月8日00時41分クアラルンプール発北京行き

2014年3月8日08時11分エンジン衛星通信途絶える(ロールスロイス)

 

 

インド

 

 

 

 

スリランカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バア(Vaa)環礁

 

 

 

 

未確認発見物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南南東へ↓195k 

 

 

 

 

kaafu環礁

 

マラッカ海峡

 

 

モルディブ

2800

3月8日午前1時30分

 

 

首都マレmale

 

通信が途絶えた地点

 

 

経73.528、緯4.188度

 

経度98.94、緯度4.67

 

 

↓180k

 

 

 

 

午前6時15分目撃

 

ダール環礁

 

2700

 (クダフバドゥ島)

2900

kudafuvadhoo

 

 

経72.892、緯2.670度

 

 

 

 

↓370k

 

 

赤道

 

 

 (Addu環礁)

 

 

 

 

ガン国際空港

 

 

 

 

経73.15、緯-0.69度

 

想定時速

 

 

 

 

 

 

 

↓740k

 

マラッカからクダまで

 

 

(英領)

 

4時間45分

 

1220

ガルーシャ米空軍基地

 

2900

 

8時11分

経72.40、緯-7.30

 

時速約610k

 

X地点

Diego Garcia

 

 

 

 

 

 

目撃からX地点

(仏領)

 

 

 

X地点 8時11分

レユニオン島

 

クダフバドゥ島住民多数

 

クダ目撃6時15分

サンタンドレ

 

目撃情報

 

1時間56分

経55.59、緯-20.99

 

3月8日午前6時15分頃

 

目撃からX地点

フラッペロン漂着

 

機体 赤のストライブ

 

 

2015年7月29日

 

機体 白

 

クダからXポイント

 

 

窓も見える低空飛行

 

610k×約2H

 

 

南のAddu方面へ飛行

 

1220kポイント

・これまでの発表および報道に基づく。

2014年3月19日 AFP配信 モルディブ目撃情報
http://www.afpbb.com/articles/-/3010589
(最後の現地紙の英語分も参考になります)
インド洋の島国モルディブで、マレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便が消息を絶ったのと同じ日に、「低空を飛行する大型ジェット機」が目撃されていたと報じられたことを受け、地元警察が調査を開始した。
警察は18日夜の声明で、3月8日にクダフバドゥ( Kuda Huvadhoo)島の住民が上空を飛ぶ大型の飛行機を目撃したと伝えたニュースサイト「ハビール(Haveeru)」の報道を調査していると発表した。

ハビールによると、同島の住民は、複数の赤い線が入った白塗りの飛行機が、モルディブの南端に向けて飛んでいくのを見たという。目撃者の1人は同サイトに対し、「この島の上をあんなに低く飛ぶジェット機は見たことがない。
水上飛行機なら見たことがあったが、それとは絶対に違った。飛行機のドアもはっきり見えるほどだった」と語った。 

モルディブの首都マレ(Male)でAFPの電話取材に応じたハビールのファラ・アフメド(Farah Ahmed)記者によると、他の数人の目撃者も、同様の証言をしている。「この人たちは最初に、飛行機が低空を飛ぶ大きな音を聞いて、それを見るために外に出た」という。

MH370便の捜索は現在、南アジアから中央アジアにかけての北方面と、インド洋(Indian Ocean)南部からオーストラリアにかけての南方面の2つの広大な領域で実施されており、この2領域から遠く離れているモルディブは、捜索活動には参加していない。
以上、

モルディブは26の環礁で構成され、約2000島の200島に住民が暮らしている。

0811_04.jpg


未確認物体が発見されたバア環礁は左上から3番目にある
目撃証言のクダフバドゥ島は左下から5番目のダール環礁にある

0811_05.jpg

モルディブ最南端のAddu環礁が赤道付近(緯度-0.694)となる。ガルシア基地あたりまで行かなければ、海流の関係でMH370便の漂流物はレユニオン島へ漂着しないだろう。
今回もまたガルシア周辺を避ける報道か。
バア環礁付近は北赤道海流が流れ常に西へ流れている。逆にモルディブでも南端のAddu辺りは赤道反流が東へ常に流れている。其のすぐ南では南赤道海流が時計と逆周りに流れている。この流れに乗れば、レユニオン島へ漂着する。

0811_06.jpg
 
<モルディブ現地のHaveeru紙>ガルシア島付近へ飛行したと記されている
また、AFPが記載していないAddu方面へ向けて飛行と掲載されている。
Haveeru2014年3月18日報道分
Residents of the remote Maldives island of Kuda Huvadhoo in Dhaal Atoll have reported seeing a "low flying jumbo jet" on the morning of the disappearance of the Malaysia Airlines flight MH370.
Whilst the disappearance of the Boeing 777 jet, carrying 239 passengers has left the whole world in bewilderment, several residents of Kuda Huvadhoo told Haveeru on Tuesday that they saw a "low flying jumbo jet" at around 6:15am on March 8.
They said that it was a white aircraft, with red stripes across it – which is what the Malaysia Airlines flights typically look like.
Eyewitnesses from the Kuda Huvadhoo concurred that the aeroplane was travelling North to South-East, towards the Southern tip of the Maldives – Addu. They also noted the incredibly loud noise that the flight made when it flew over the island.
"I've never seen a jet flying so low over our island before. We've seen seaplanes, but I'm sure that this was not one of those. I could even make out the doors on the plane clearly," said an eyewitness.
"It's not just me either, several other residents have reported seeing the exact same thing. Some people got out of their houses to see what was causing the tremendous noise too."
Mohamed Zaheem, the Island Councilor of Kuda Huvadhoo, said that the residents of the island had spoken about the incident.
A local aviation expert told Haveeru that it is "likely" for MH370 to have flown over the Maldives. The possibility of any aircraft flying over the island at the reported time is extremely low, the expert added.
The Malaysia airlines jet disappeared on March 8 with 239 people on board after taking off from Kuala Lumpur bound for Beijing. Investigators say it was deliberately diverted off course.
Twenty-six countries are now helping to hunt for the plane after satellite and military radar data projected two huge corridors through which it might have flown.
Satellite data suggests that the last "ping" was recieved from the flight somwhere close to the Maldives and the US naval base on Diego Garcia.
 
[ 2015年8月11日 ]
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