三井不動産/タイ・バンコクでの分譲住宅事業拡大で5プロジェクトに参画
三井不動産株式会社は、三井不動産レジデンシャル株式会社との共同出資会社「MITSUI FUDOSAN(ASIA)PTE.LTD.」(三井不動産アジア、所在地:シンガポール)を通じて、タイの首都バンコクでの分譲住宅事業をさらに拡大することを決定した。
タイで現在推進中の4物件に加えて、共同事業者である地元の有力な住宅デベロッパー「アナンダ社」と、新たに5物件(計約4,200戸)の事業推進を合意し、うち2物件についてを販売開始。
本5物件の参画をもって、当社グループのバンコクでの分譲住宅事業戸数は8,000戸を超えることになるという。
今回、新たに事業参画を決定した5物件は、バンコク中心部ペッチャブリ地区とシーロム地区、バンコク南東部バンナー地区、バンコク北西部バンスー地区、バンコク西部タープラ地区にそれぞれ位置し、いずれもバンコク中心地から10km圏内の物件。
これらはそれぞれ、2015年~2016年初頭にかけて着工、2017~2018年に竣工する予定で、このうちペッチャブリ地区に位置する「Qチットロム・ペッチャブリ」、およびバンナー地区に位置する「イデオ O2(オーツー)」の概要は次の通りで、本日から販売開始する。
また残り3物件の詳細については今後順次公表の予定。
三井不動産 | タイ バンコクで分譲住宅事業 新たに5プロジェクトに参画
■Q Chidlom-Petchaburi(Qチットロム・ペッチャブリ):40階建352戸(予定)
計画地は、バンコクの主要商業エリアであるラチャプソン商業エリアやサイアム商業エリアに近接する生活利便性の高い立地で、計画地から最寄りのBTS(高架鉄道)チットロム駅までのエリアはバンコクでも有数の高級住宅街として知られています。屋上庭園やスカイプールなど多数の共用施設を設ける商品企画により、周辺物件との差別化を図ります。
■Ideo O2(イデオ O2(オーツー)):34階建1,559戸(予定)
計画地は、バンコク南東部バンナーに位置し、スワンナプーム国際空港から中心部に向かう際の玄関口であり、高架鉄道の延伸やバンコク国際展示場の開業をはじめとした開発の進展により、将来性が注目される立地です。商品企画は23,811m2の敷地を活かし、大規模なガーデンやプールなどの共用施設、建物基壇部に商業区画をそれぞれ設けることにより、高い居住性能と生活利便性を実現し、周辺物件との差別化を図ります。
コメントをどうぞ