アイコン パナソニック インドネシア工場を閉鎖 LED照明生産工場 中国工場に続く閉鎖

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パナソニックは12日、住宅用のLED照明器具をつくっているインドネシアの工場を10月末までに閉鎖し、日本で売る商品はすべて国内製に切り替えることを表明した。
これまで、同社は家電製品の生産を海外に移してきたが、超円安となり、輸入コストが大幅に上がり、国内販売の採算が悪化しているため、国内生産に切り替える。同社はすでにメキシコや中国でのTV生産工場を閉鎖している。

 今回閉鎖するのはジャワ島西部にある工場で、LED照明器具の8割を日本に出荷している。

今後の生産は、国内主力拠点の伊賀工場(三重県)に集約する。残る2割は主にアジア向けで、ジャワ島東部の工場に移す。閉鎖する工場の従業員約600人のうち500人は解雇する方針。
 円安が進み、日本の家電メーカーは日本で売る商品の生産を国内に戻し始めている。パナソニックは今回、インドネシアのグループ会社再編に合わせて国内回帰を決定した。

同社は、歴代の経営者が変わるたびに組織を玩具の様に弄くりまわし、案の定、経営危機に陥り、現在再建途上にある。
国と財界の政策である勤労世帯の可処分所得減少がこのまま減り続ければ、中国勢が本格的に日本に攻め込んできた場合、性能もまずまずで安価な中国製品を購入するしかなくなり、同社の柱である家電価格の領域では対応できなくなるだろう。今、猛烈な勢いで中流世帯が減少している。

[ 2015年8月13日 ]
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