アイコン 追報:桜島19日小規模噴火 火映現象も

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これまで櫻島は、常時、高く噴煙を上げていたが、最近は大きな噴火がほとんど観測されていない。その反動 で地下マグマのエネルギーが溜まり、火山性地震の多発や山体膨張となる現象を起こしている。これまでの噴火エネルギーが蓄積され続けており、一機に大爆発 を起こすと想定される。(ライブカメラを観測し続けているが、これまで櫻島は3千~5千メートルに達する噴煙を何回も上げ、夜は火映現象も何回も見られて きていた。ところが最近、見られなくなっていた)

噴火警戒レベル4の噴火警報が発表されている鹿児島市の桜島、昭和火口で19日午 前3時13分ごろ噴煙が火口から500メートルの高さまで上がるごく小規模な噴火が発生した。また19日午前2時ごろには高温の火山ガスなどが雲や噴煙に 映って赤く見える「火映」現象も確認されたという。
警報が発表されて以降、ごく小規模な噴火や火映現象が確認されたのは初めてだという。

気象庁によると、桜島では今年に入ってから今月14日までに691回の爆発的な噴火が発生していて、ごく小規模な噴火や火映現象は頻繁に確認されているという。
一方で、19日は午前9時までに火山性地震が5回、明け方の噴火に伴う火山性微動が1回観測されたほか、傾斜計などのデータでは山体が膨張した状態が続いているという。
ところで、鹿児島市は、櫻島の状況から、花火大会が中止した。夏の風物詩、観光客も大勢集まる花火大会の中止は、櫻島とは距離もあり、安全にまったく問題なく、いかがなものかと思われる。一部の議員が申し入れしたのだろうが、市長やほかの議員も追随してしまったようだ。櫻島が花火にならないよう祈ろう。
(大きな噴火が生じれば、風向きにより大量の火山灰が鹿児島市内中心部を直撃する。口・目・鼻・耳に進入し、髪はごわつく、口ではジャリジャリ感まで生じ、晴天でも傘やマスクは必需品だ。元3ヶ月間ほど荒田に滞在していた時の出来事)

桜島
牛根より、反対側が鹿児島市方面
 

[ 2015年8月19日 ]
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