アイコン 幻の新国立 13年に設計会社3462億円を提示 ところが・・・JSCの上層部全員首妥当

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2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の整備計画を巡る文部科学省の検証委員会が19日開かれ、五輪開催決定前の2013年7月に、設計会社が総工費3462億円との試算を出していた。
日本スポーツ振興センター(JSC)はその2ヶ月後、半額で収まるとの試算を出しており、検証委は妥当性を調べる。
 JSCが検証委に提出した資料によると、2012年7月の国際コンペに1300億円の条件で公募されたデザイン案は、設計会社が忠実に再現し、各競技団体の要望を盛り込んだ結果、約2.6倍に膨れあがった。
 文科省から削減指示を受けたJSCは、床面積を減らすなどして2013年9月には1785億円に削減し、さらに14年5月、1625億円とする基本設計案を公表した。
 しかし、今年1~2月に、建設業者が3088億円の工事見積もりを提示すると、設計会社は2112億円と試算。
JSCは7月、総工費2520億円でまとめており、検証委は今後、極端に増減した根拠を調べる。柏木昇委員長は、文科省やJSC関係者12~13人から聞き取り調査を行ったとして、今後、下村文科相らトップも調べるとの考えを示した。
以上、

幻の新国立の流れ
時系列
価格変遷
内容
2012年7月
1,300億円
総工費でデザイン募集・ザハ案決定
2013年7月
3,462億円
設計会社が決定したザハ案のデザインに基づき設計見積もり算出提出。JSCは文科省に提出、文科省は削減要求。
2013年9月
20東京五輪決定
2013年9月
1,785億円
素人のJSCが勝手に設計見積もりを修正して文科省に提出。
2015年2月
3,088億円
ゼネコンが見積もり提出、建築にあたりゼネコンに建築見積もりを提出させた。
2015年2月
2,112億円
(上記と別の)設計会社が提出、その根拠不明、JSCが価格を指示した可能性あり。
2015年7月
2,520億円
JSCがゼネコン見積もりと設計会社見積もりの中をとって決定、文科省に提出・了承。
2015年8月4日
国民のブーイングに白紙決定
 
フィクサーの関係者が建設素人のJSCに任せて、建築関係者から巨額の裏金を貰う参段だったのだろう。JSCのいいころ加減さが一際目立つ。採らぬ狸の皮算用。JSCの全理事を入れ替える必要があろう。
 
[ 2015年8月20日 ]
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