アイコン 韓国の専門家の過半は軍事パレードにも出席すべし 駐留米軍の存在意義とは・・・

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韓国のハンギョレ新聞は、光復70周年を迎え、外交・安保分野の専門家諮問委員団20人と、国会議員の外交統一委・国防委の委員らを対象に「韓国の東アジア安保戦略」をテーマにアンケート調査を実施した。61人中45人が回答。

それによると、
東アジア情勢の最大の緊張要因としては、
「中国の勢力拡大」(37.8%)、
「米国の中国牽制」(22.2%)、
「日本の軍事力拡張」(13.3%)
「北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)の開発」(8.9%)
となっている。
(足下では8月20日北朝鮮から砲撃を受けている。なんとノー天気)

アメリカが求めるTHAADの韓国配備については、
反対が53.3%
賛成が26.7%
その他が20%となっている。
(中国が反対している)
THAAD:終末高高度防衛ミサイル, Terminal High Altitude Area Defense missile, サードミサイル。

朴槿恵大統領の中国戦勝節の軍事パレードへの参加については、
「(軍事パレード含む」参加すべきだ」が51.1%と過半を占めている
「参加しても軍事パレードには参加しない」が35.6%
「参加してはならない」は6.7%だった。
実に参加すべしは86.7%に至っている。
以上、
すでに韓国は、中国に帰依しているような内容だ。
アメリカは、反共の砦として韓国を位置付けてきたが、今や冷戦も終わり、反共というより問題は独裁国の中国の覇権主義の台頭にある。
今でもアメリカは、韓国に2万数千人を駐留させ、基地外の北朝鮮からの攻撃に対して軍事的抑止力を働かせている。
しかし、現実は、韓国でも中国の覇権主義が脅威としながら、中国の世界に向けたプロパガンダとなる(一応)西側から唯一の韓国が出席、それも米軍の庇護下にある韓国の大統領が反日軍事パレードに参加すべしと過半が回答している現実をアメリカ政府はどう理解するのだろうか。

米オバマのはっきりしない安全保障政策は、日本領域・空域に至る中国の防衛識別権設定問題と重なる。オバマはわざわざ中国を訪問してまで黙認した。その黙認=容認こそが南沙諸島の埋め立て軍事要塞化を助長させた。
今回の韓国大統領に対するオバマの態度こそ、また、何か災いをもたらすことになろう。

韓国はこれまで、中国の南沙諸島埋め立て問題で、何一つ表明せず、中国の埋め立てを黙認=容認している。
米駐留軍の経費は、韓国側も一部負担しているが、高いと文句ばかり。米政府にとっても軍事予算が削減される中、韓国駐留部隊の展開は大きな負担となっている。
こうした中、これまで米側が有していた戦時作戦統制権を米側は韓国側に返すと表明していたにもかかわらず、また、民族派の韓国の全マスコミが、返せ返せと大々的に論じてきたにもかかわらず、いざその時になり、韓国政権は、米軍側に持ったままをお願いし延長させた。それも無期限となっている。

所詮、何百年何千年も中国の属国として存在した朝鮮、アメリカのオバマがどんなに理解を示したとしてもそれに応えるような相手ではない。利用だけするしたたかさである。
国連事務総長も世界銀行総裁もしかり、オバマは在米韓国人票が欲しいのか、何の役にも立っていないどころか、彼らは米国に不利益をもたらしている。

こんな国が北朝鮮などから攻撃された場合、駐留米軍も攻撃されることになり、日本軍が米軍や韓国軍に協力して反撃するという、日本にとってなんと馬鹿馬鹿しい話ではないのだろうか。

それ以前に韓国政府は、そうした事態になったとしても日本に対して協力を求めないと表明している。また、韓国政府は日本政府に協力を求めない限り、日本政府はそうした事態でも日本軍の投入はできないという。

そこで、日本軍が参戦できるよう、日本政府が北朝鮮から攻撃される可能性があるとして、北朝鮮を先に潰しにかかるという。こうなったら、北朝鮮の放送を聞く限り今でも攻撃できることになる。こんな調子では日本軍や日本国民はいくらあっても足りないだろう。何のための参戦かぐらいは明確にしなければ、一時の米国のように単なる戦争大好き国になる。

日本政府は歴代も現在も外交や安全保障に関しては利用されっ放しのお人好し過ぎでもある。韓国のしたたかさを百分の一くらい見習う必要もあろう。

[ 2015年8月21日 ]
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