長崎県 最低賃金17円引き上げへ
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長崎労働局の審議会は、時給を17円引きあげて、694円とする答申をまとめた。
引き上げ額は、最低賃金が時給で示されるようになった平成14年度以降で最大となる。
ちなみに長崎県の最低労働賃金は47都道府県でも最下位。
県内の最低賃金について検討を進めてきた長崎労働局の審議会は、時給を17円引きあげて、694円とする答申をまとめました。
引き上げ額は、最低賃金が時給で示されるようになった平成14年度以降で最大です。
最低賃金は、厚生労働省の審議会が、毎年、各都道府県の物価や県民所得などから上げ幅の目安を示し、それを元に各都道府県の審議会が最終的な引き上げ額を労働局に答申します。
長崎県の最低賃金については、7月末、国の審議会が16円引き上げるべきだという目安を示していて、県内の弁護士や労働者、それに経営者などで作る審議会が実際の引き上げ額を検討してきました。
その結果、今回は、国が示した目安より1円高い17円引き上げ、最低の時給を694円とするべきだと長崎労働局に答申しました。
これは、最低賃金が時給で示されるようになった平成14年度以降、最も大きい引き上げ額で、12年連続の引き上げとなります。
[ 2015年8月26日 ]
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