8月の鉱工業生産指数 前月比0.5%下回る 2ヶ月連続低下 中国と内需の低迷影響
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企業の生産活動を示す8月の鉱工業生産指数は、平成22年を100とした指数で97となり、前月比0.5%低下し、2ヶ月連続で前月を下回った。
・8月は、生産、出荷は低下、売れず在庫、在庫率上昇。
・製造工業生産予測調査によると、9月、10月とも上昇予測。
・総じてみれば、生産は弱含んでいる。
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<生産>
生産は、前月比▲0.5%の低下であった。 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業、輸送機械工業等が低下し、プラスチック製品工業、石油・石炭製品工業、化学工業(除.医薬品)等が上昇した。
在庫は、前月比0.4%の上昇であった。 業種別にみると、鉄鋼業、化学工業(除.医薬品)、はん用・生産用・業務用機械工業等が上昇し、輸送機械工業、電気機械工業、金属製品工業が低下した。
生産は、前月比▲0.5%の低下であった。 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業、輸送機械工業等が低下し、プラスチック製品工業、石油・石炭製品工業、化学工業(除.医薬品)等が上昇した。
<出荷>
出荷は、前月比▲0.5%の低下であった。 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業等が低下し、輸送機械工業、石油・石炭製品工業、鉄鋼業等が上昇した。
在庫は、前月比0.4%の上昇であった。 業種別にみると、鉄鋼業、化学工業(除.医薬品)、はん用・生産用・業務用機械工業等が上昇し、輸送機械工業、電気機械工業、金属製品工業が低下した。
8月の工業生産指数
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項目
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季節調整済指数
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指数
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前月比(%)
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生産
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97.0( 97.5)
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▲ 0.5(▲ 0.8)
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出荷
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95.7( 96.2)
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▲ 0.5(▲ 0.4)
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在庫
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114.1( 113.7)
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0.4(▲ 0.8)
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在庫率
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119.1( 112.2)
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6.1(▲ 1.1)
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・()内は7月の確報値、
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[ 2015年9月30日 ]
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