アイコン 7月の国内造船統計&8月の日中韓の受注量

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平成27年7月分の造船主要53工場の鋼船受注・建造実績は、受注6隻、29万G/T、起工26隻、 86 万6千G/T、しゅん工33隻、122 万G/T、しゅん工船価1,203 億円、生産指数(2010:100)69.7 であり、生産指数の前年同月比は、13.5%増であった。
このうち、国内船のしゅん工実績は、合計2隻、8千G/T、生産指数32.1であった。
内訳は、
一般貨物船が1 隻、油送船の化学薬品船が1 隻であった。

また、輸出船のしゅん工実績は、合計31 隻、121 万2 千G/T、生産指数71.6 であった。
内訳は、
貨物船が29 隻で、そのうち、
一般貨物船2隻(リベリア、マーシャル諸島向け)、
ばら積み船9隻(マーシャル諸島、フィリピン等向け)、
コンテナ船1隻(パナマ向け)、
自動車専用船1隻(パナマ向け)、
鉱石兼ばら積み船12隻(パナマ、マーシャル諸島等向け)
木材兼撒積船4隻(マーシャル諸島、香港向け)であった。
油送船は2隻で、化学薬品船2隻(パナマ、シンガポール向け)であった。
鋼船修繕実績は、123隻、工事金額110億円であった。

<8月の日中韓の受注量>
   造船・海運市況を分析する英クラークソンによると、8月の世界の船舶発注量は39隻、101万CGT(標準貨物船換算トン数)と集計された。
   7月(103隻、322万CGT)に比べ64隻、221万CGT減少。2009年9月(77万CGT)以来、約6年ぶりの低水準となった。

<8月の国別受注>
CGTベースの8月の国別受注実績は、
1位、日本が43万CGTでトップ。日本がトップに立つのは1月に大規模コンテナ船を受注し1位になって以来、7ヶ月ぶり。
2位、中国で41万CGT、
3位、韓国で6隻の15万CGTの受注だった。

 今年1~8月の世界の累計船舶発注量は1874万CGTと集計された。これは前年同期比▲43.9%減だった。

<1~8月累計受注量>
国別の1~8月の累計受注実績では、
1、韓国が752万CGT
2、中国が448万CGT
3、日本が398万CGT
となっている。

 8月末現在の世界の造船手持ち工事量は1億709万CGTで前月に比べ約153万CGT減少した。

<手持ち工事量>
  国別手持ち工事量は、
1、中国が3977万CGT
2、韓国が3184万CGT、
3、日本が1977万CGT。
 

[ 2015年9月18日 ]
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