アイコン 大丈夫か 5人死亡の神戸センター 移植手術を再開へ 同センター選出委GOサイン

スポンサード リンク

生体肝移植に見る田中紘一医師の権威は相当なるもののようだ。田中紘一医師も手術魔のような人のようだ。

昨年11月開業したばかりの神戸市立「神戸国際フロンティアメディカルセンター(田中紘一理事長)」で、生体肝移植を受けた患者9人のうち5人が死亡しているが、専門家は、3人は助かった可能性があるとの見解を示していた。

同センターは24日、神戸市内で記者会見を開き、実施を見合わせていた移植手術を再開すると発表した。
 
同センターが専門性や中立性などを考慮し、委員を指名した外部の医師らでつくる「生体肝移植体制評価委員会」が、同センターの移植医療について「必要な体制が備えられている」との判断を示したためという。(これでは外部委員会にはならないだろう。)

これとは別に同医師らは、経産省(厚労省ではない)の要請によりインドネシアで生体肝移植手術を行い3人が死亡していたことも今年5月判明している。

インドネシアでの手術回数は不明であるが、仮定して、昨年10月から都合12人手術して8人死亡している。とんでもない死亡確率の高さとなる。こんなに死亡確率が高ければ、こうした生体肝移植手術そのものが医療機関では行われないはずであるが・・・。

田中理事長は記者会見で、「患者5人の死は重く受け止めており、無駄にはしない」と述べたが、移植手術の再開の時期は明らかにしなかった。(失われた命は帰ってこない)

 発表によると、評価委は肝移植の専門医や医療安全の専門家、肝移植手術を受けた経験者ら10人で8月に発足。

なお、田中紘一医師(京都大学病院の生体肝移植の第一人者であった)は、同センターの院長と理事長を兼務していたが、一連の問題で院長を辞任したものの理事長には君臨している。

生体肝移植の医学界では、京都大学と神戸大学は相当対立しているようだ。

神戸国際フロンティアメディカルセンターの生体肝移植における死亡問題を主導したのは神戸大学病院の専門の先生たちであった。

手術を行う医療機関のデータがネットで掲載されているが、66.6%の死亡確率などどこの病院のデータを見てもないとんでもない確率となっている。

完全に同センターから独立した外部機関がどうして検証しないのだろうか。経営管理者の神戸市もおかしい。厚労省もどうして前面に出てこないのだろうか。何か、おかし過ぎる。
同センターで行う手術は、生体肝移植であり、生体実験ではない。九州大学ではあるまいし。
 

[ 2015年9月24日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP

↑トップへ